かなり好き。序盤の謡の対決シーンがわけわかんないながらめちゃくちゃ迫力があって面白い。
山田五十鈴の演じる人物はナヨナヨしていて、とても美しいが、ニュアンスを欠いている。
松原での7日間の稽古、…
このレビューはネタバレを含みます
【執筆途中】
政府の映画への風当たりが強かった
戦前の時代に作られた
成瀬巳喜男にあって異色の
ロマンス性のあるスポ根映画
戦後のフィルモグラフィから
悲劇作家の印象がある成瀬だが
今作は少し特…
弥次喜多おたくの鏡花の道中ばなしおもしろさで、あれなんだかきいてた幽玄とギャップが?…大丈夫です!
荒磯にて恋し恋しやと叫ばせ、サザエの殻を投げつけられる折檻?書き下したらおかしいでしょう。…大丈夫…
合の手と拍子を取るだけで相手を死に至らしめる鋭い声の壮絶さこそ泉鏡花の醍醐味。確かなものなど吹き飛んだ現代でこそ芸人・職人としての凄味が増す一方。その演出はまるで魔術。一芸に全てを託す。巡り巡って按…
>>続きを読む膝を打つだけでインチキ名人ジジイ按摩を死に追いやる天才能楽師・花柳章太郎と、そのジジイの娘・山田五十鈴の因果なメロドラマ展開になるかと思いきや、持たざる者がメンターを得、覚えた芸で自分の身を助く熱い…
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