主演のヴァンサンカッセルが演じるゴーギャン信念の強さ、野蛮さ、絵画への執着心に、心打たれました。
絵画より優先するというタヒチに行く前のフランスの時の頃忌み嫌っていた生活を、妻を養うためというために…
ゴーギャンの芸術家(クラフトマン)としてのこだわりと、それが強すぎて、人としての欠陥。
モノは売るためじゃなく、表現として生み出すモノ。信仰のようなモノ
家族より自分の生き方を貫いたり、どんな状…
画家ポール・ゴーギャンが1891年にパリからタヒチに移り住んだ生活をゴーギャンが後に書いた紀行文『ノアノア』に基づき映画化した2017年の作品。私は、これまでゴーギャンの絵は、馴染んではいたものの今…
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フランス社会への失望。
タヒチへの憧れ。
恋人テフラとの結婚。そして破局。
貧しい生活のテフラ
「私も白い服が欲しいわ、それを着て教会に行くの」
絵が売れなかったからこそ、…
理想を求め現実に潰されていく姿が、タヒチに流れる時間のようなゆったりとした中で残酷に描かれた大傑作。
敢えて言うならば、冒頭のパリのシーンの演出は、タヒチのそれと変えた方がメリハリがついたような気も…
このレビューはネタバレを含みます
芸術とは何か、深く考えさせられる。
生前のゴッホのように
タヒチより前のゴーギャンのように
才能があっても人に認められなければ無価値と見なされる。
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島の若者は、白人に高値で売れるからと同じデザイ…
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