生地をこねる太い腕
歪な六角形のクッキー箱
極薄コンドームと赤い競パン
柔らかなケーキと硬そうなパン
真っ白なキッパ
青い小さな自転車
乾いた空気とバターの香り
静かで素敵な映画だった
邦タイトル…
出張先で現地妻(男だけど)を持つような人にモラルなんて無いし、それを承知で付き合ってたはずだけれど、突然の喪失に現実感が無く、何か確かなものを求めて彼の祖国へ行ってしまう気持ちは分かる。秘密を持った…
>>続きを読むオーレンやアナト、店の客達がトーマスのケーキを食べる時のフォークの入れ方や軽い頷き、スピード等から美味しさが伝わってくる。
「シンプルすぎる」と言われて制作のための資金集めが難航したそうだけれど、こ…
なんなんあの醜悪な夫婦は
どちらも自分から誘っといてイイトコ取りしてごっつー失礼な態度
ただ黙って寄り添う優しい彼だけが損してる
執着の対象のすべてを知りたいと思うのは普通の感情で、ただ状況に合わせ…
多くは語られないのに、しっかりと伝わってくる情報が終始せつなくて美しくて見守るしかないのがくやしいような不思議な感覚に。
そして切なすぎてあちこちシクシク泣いてしまった…。トーマスが奥さんとのこと…
同じ男性を愛した2人の男女。カフェを経営する妻とケーキ職人の男性。交通事故で旦那が亡くなり残された2人のお話。
知らなかった男性の生活に身を置いてみて、もう逢う事のできない愛した男性を感じていたか…
このレビューはネタバレを含みます
おばあちゃんは静かに全てを悟っていたね。夫からドイツで好きな人と一緒に暮らしたいと死ぬ前に言われていたのなら、奥さんもう少し早めにトーマスのこと気づいても良さそうな…。トーマスに家族は大切だと語って…
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