【瓦礫の街と、その後】
シリアの歴史上「未曾有」と言われるシリア内戦。人道危機や混迷と激戦を極め未だ終わりが見えない。その中で、当時最も注目されたのが2014年の「コバニ包囲戦」だ。陥落は残った住…
世界で起こっていることを私たちは知らない。メディアが真実を伝えるとは限らない。よくぞ映倫がこの映画をそのままDVDにしてくれたと思う。街のそこかしこに転がる遺体がまるでゴミのように回収される様は戦争…
>>続きを読む前半に目を覆いたくなる無数の損傷の激しい遺体が映し出されるシーンがあり、ドキュメンタリーとはいえ、直視できなかった。
反面、本当にドキュメンタリーなのかな?と思う見やすい一面もあった。
希望のあるラ…
2016年 オランダ製作 〜 トルコ国境に近い
シリア北部のクルド人街コバニ …… そこに
住む人々が 戦後の街を復興させると言う
ある意味 新たなもう一つの戦争に立ち向か
う姿を追ったドキュ…
【やっぱり死体がいちばん雄弁だ】
先日『ラッカは静かに虐殺されている』をみた流れでこちらも。
同じシリアで、ラッカから北西にあるコバニという街が舞台。2014~16年の撮影で、『ラッカ~』から少…
ISに支配されていたシリア北部の街コバニ。2015年に解放され、悲惨な戦闘による瓦礫が多く残る街で、20歳の大学生ディバロンは自らラジオ局を立ち上げ、ラジオを放送することにする。その放送は街に少しず…
>>続きを読むこれは安易な気持ちで観てはいけない。それなりの覚悟が必要である。なかなかヘビーな作品。
感情が死ぬ、まさにそれが戦争。
末端の現場で戦っている兵士らはなんで争っているのか知らないことも多い。嘘を教…
ISとの戦いで瓦礫と化したコバニで手作りのラジオをはじめたディバロン。
ラジオから聞こえる「おはようコバニ」という声は人々の支えになった。
【戦争に勝者などいません。どちらも敗者です】これからこの街…
そんじょそこらの大学生じゃ、これほど勇気あるラジオをやれないだろうなぁ。自分含め。
見るに堪えないシーンが多々あり、現実世界で起きてる凄惨な出来事に目を向ける大切な機会。いま起きている国同士の争い…