「弁士」の存在こそが、日本無声映画史の特徴なのであり、それ故に、他の諸外国が、トーキー映画が出て、これにすぐに30年代の初めに乗り移ったのに対して、1938年までも無声映画が日本では撮られた、重大…
>>続きを読む黒島結菜目当てで鑑賞。大正時代のエンタメ事情を興味深く見ることができる。
特筆すべきはその手触りのライトさ。当時を掘り下げる上では触れるべきダーティーな部分をデオドラントし(完全に省いているわけでは…
日本には真のサイレント映画の次第がなかった。なぜならば、活動弁士という職業があったから…、という如何にも周防正行らしい着眼点の作品(脚本は別の人)。周防正行オールスターが脇を固めているのも非常に安心…
>>続きを読むサイレント映画にナレーションやセリフを加える活動弁士を描く周防正行監督作。
活動弁士のフリをして、仕方なく詐欺の片棒を担いでいた主人公が、盗んだ大金を持ってある町に流れ着いた。
その町の映画館に、…
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