戦場のレクイエムの作品情報・感想・評価・動画配信

「戦場のレクイエム」に投稿された感想・評価

共産党のプロパガンダではあるんだけど
押し付けも強制もせず
<映画>として観せていたのは良かった

チャン・ハンユーが良い
特に後半の何かが抜け落ちた表情の芝居が見事
他にもキャスト全員が名演を見せていた

だからこそメインとなる戦争の背景説明が皆無なのが惜しかった
中国の方々は知っているだろうけど
他の人々に目を向けないとダメだよね
R

Rの感想・評価

2.0
ブロードメデシアスタジオ試写室で鑑賞。

中国の内戦の物語。
次々と戦死する男たちの姿が映し出される。

映像が埃まみれのような色であった。

なんだか映画を観ても実感わかない映画であり、感動する映画でもなく……。
【時代に埋められた者たちを救う】


[気まぐれ映画レビューNo.93]



衝撃的な作品であった。

こうゆう意味でも"フォン・シャオガン"監督の作品は見応えがある。

政府に……いや"時代に埋められた"将兵たちの無念を救う為に、奔走した軍の"中隊長"を描く物語だ。中国国内で起こった"国共内戦"の中の三大戦役のひとつ"淮海戦役"を描いた作品だ。

国共内戦が終わって、戦場で散った仲間への扱いが戦場から失踪した「失踪兵」扱いとして扱われ、その将兵が埋められた地には新しい鉱坑が開かれる事を聞いた元中隊長は、その"名誉回復"の為に奔走するのだ。

物語のメインはおそらくそこにあると思うし、そこを中心的に扱っていると思う。正直回り道し過ぎてる為、少し混乱してしまったが、当時の中国がどれだけ"厳しい時代"であったのかを見せるにはとても良い描き方だと思う。
あえて付け加えるならば、"チャン・ハンユー"の演技が良かった事と、もう一つの欠点として国共内戦について説明が少し足りなかった事だ。

世界に目を向けてみても、やはり戦争と言うのは様々な悲しみを生む。しかし、人民の為にやむを得ず蜂起した例もある。
全ては明日を掴む為、よりよい生活を送る為に蜂起する。

そんな人々の気持ちを踏みにじむのも、国なのかもしれません。
1948年の中国。激しさを増す内戦で47人の部下全員を失った主人公が、「失踪兵」扱いになった彼らの名誉を取り戻すため奔走する姿を描いた戦争ドラマ。

主演はチャン・ハンユー。最近ではジョン・ウー監督作「マンハント」で主演を張った彼ですが、他の出演作を眺めていたら本作が気になったので鑑賞しました。

寡黙ながらも内に熱い想いを秘めた主人公グー役を見事に好演。深い絆で結ばれた仲間たちが全滅。しかし名簿もなく彼らの功績が証明されない状況で、唯一奇跡的に生き残ったグーが手がかりを求めて必死に行動する姿には心が熱くなりました。

前半は壮絶な戦闘シーンだらけ。「プライベート・ライアン」に匹敵するとも言われていて、そんな大袈裟なと思っていましたが、かなりのリアルさで驚き。韓国映画「ブラザーフッド」のスタッフが協力しているらしく、ド迫力で臨場感に満ちた仕上がりになっています。

後半からは深い人間ドラマが展開。数多くの困難に見舞われながらも、全員の名誉を回復させたラストシーンは感動的でした。全滅間近の時のグーと元教師の指導員のやり取りは、男同士の友情を強く感じさせるもので、思わず泣きそうになりましたね。

戦争映画としての迫力とヒューマンドラマの比率が優れていて、重厚さがありながらも見やすさのある作品でした。良い作品だっただけにマーク数が少ないのは勿体ない!
てぃだ

てぃだの感想・評価

2.9
47人というと
日本だと忠臣蔵だけども
中国だと
この人たち
になるのかもしれない


神でさえ
びびってお漏らししちまう
(かもしれない)
それが戦争だ


延々と戦闘シーンが続くだけの
映画

退屈だな(失礼)
と思いきや

後半からが
本当の戦争

一人生き残ってしまった男が
抱える
新たなる戦争

そういう映画
ぽ

ぽの感想・評価

3.5
悲しさは伝わるが、「国共内戦」という側面を活かして、他の戦争とどのように違いどのように悲惨だったのかを教えてほしかった。

どうでもいいけど、病院の看護師さんの声がバイト先の中国人が話す時にそっくりやった。
中国の毛沢東首席はかつて「革命とは、客を招いてごちそうすることでも無ければ、文章を練ったり、絵を描いたり、刺繍をしたりすることでもない。そんなお上品でおっとりとした雅やかなものではない。革命とは暴力である。一つの階級が他の階級をうち倒す、激烈な行動なのである。」と述べた。
この映画はまさにそれを地で行く争いの連続の中で埋もれていく戦士達を描いた作品である。中国の国共内戦では両軍合わせて最大175万人もの犠牲者が出たとされるが、この戦争をクローズアップした映画はそう多くない。今でこそ大国となった中華人民共和国が成立する過程は激烈であり、多くの血が流された事を知るには良い映画だったと思う。
おりこ

おりこの感想・評価

3.9
これ良かった…。
主人公が一体どっち側で何と戦ってるのか、いやそもそも何の戦いなのか分からなくて序盤わけわかめ。(wikiから転載→国共内戦。20世紀前半の中国において、中華民国・国民政府率いる国民政府軍と中国共産党率いる紅軍との間で行われた内戦。主人公は共産党側)
戦闘はそんなに面白くないけど、その後のドラマパートがすごく良かった。作戦時の司令(?)の墓の前でのやりとりに泣いた。戦場の行方不明者は有無をいわさず失踪扱いにする中国ひどい。来世で兄弟になろうってセリフいいなあ。
物珍しさはないが、散華した兵士達へ捧げるに相応しい丁寧な作品。
中盤辺りからテンポがやや緩やかになっていったが、「長く時が流れていく」ことを示すには良い表現だと思う。

濃密な戦闘シーンのみならず、主人公の行動と想いから伝わる部下想いな心情が魅力的。

刻まれていった歴史の中に埋もれた人達を知り、そして忘れないでほしい。
そんな重厚なメッセージが伝わってくるような作品だった。
ヤマト

ヤマトの感想・評価

3.8
序盤から迫力のある戦闘シーンが続き、息を飲むような展開が良かったです。
激しい戦闘の中、中隊長であったグー・ズーティのみが生き残る。
中盤からは砲兵の副大隊長チャオ・アルドゥとの関係や(後に地雷から救ってくれたグーのことを兄のように慕う関係になる)、勇敢に戦った仲間たちの死体が見つからないことから失踪として扱われていた為、部下たちの名誉回復の為に行動するといった流れです。
前半の戦闘シーンに比べ、後半はドラマが長いですが、《レクイエム》というタイトルにはピッタリな描写だったと思います。
なんだかんだ最初から最期まで集中して観ることができ、全体的に良い作品だったと思います。
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