「欲しいものが体にいいのよ」
@パリ
火曜に帽子は不吉とか乗るタクシーはナンバーで決めるとか迷信に雁字搦めなヒロインがすごす2時間。核心がかなりスロースターターな印象。
タロット占いのシーンからス…
面白い、2時間の日常ってリアルタイムで追ってくと案外中弛みするんだね。
死と向き合うこととなったクレオが2時間後生命力を取り戻す系作品なんだけど、まぁ細部への命の宿り方が半端ない。
一見、今なんの…
色んなことにうんざりする今日、観てよかった
映画は作者の主張のパッケージ。特にフランス映画は哲学的で、ひとつひとつのカットに込められた意味とかメッセージなんて今の気分では考える気にならないけどただ魅…
1962年のアニエス・ヴァルダ監督作品。絵画や写真を学び、写真家として活躍していた彼女が映画を作り出すのは1955年の『ラ・ポワント・クールト』からである。映画を専門的に学ぶことや助監督など現場の経…
>>続きを読むシャンソン歌手のクレオはお腹の調子が悪くて病院に行ったところ、ガンの検査を受けることに。彼女が検査結果を待つ5時から7時までの出来事を描いた作品。
先日ドキュメンタリーを観てアニエス・ヴァルダ監督…
明るいBGMと小気味良いテンポの編集でどこかポップで、それこそバスターキートンあたりのサイレント映画のようなチャキチャキとした朗らかさがある。
プロットは古典的ハリウッドっぽく、タイムリミット設定…
パリを舞台に、歌手クレオがある重要な結果を待つ2時間をリアルタイムで描く。彼女は、結果を待つ間に様々な人々と出会い、彼女の内面の変化や成長がつづられる。不安や恐れ、自己発見の旅を通じて、人生のはかな…
>>続きを読むお金 美貌 若さ 名声 何もかも手にしたように見えるクレオの人生で唯一足りていなかったもの
死が近付くと全ては無意味に感じ孤独は浮き彫りになる 街を歩けば浴びる視線 自分を着飾る装飾品も 死んでしま…