シシリアン・ゴースト・ストーリーの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

「シシリアン・ゴースト・ストーリー」に投稿された感想・評価

sunny

sunnyの感想・評価

3.6
思っていたよりはるかにダークな話で、終始静かな重い感じなのに2時間観られたのが不思議

何もわからないスタートで、可愛らしいいちゃいちゃタイムが始まり、どんどん苦しい世界になって、最後ハッピーエンドみたいな明るさで終わったかと思ったら誘拐事件は事実だったって、、、

調べてみたら実際にあった悲惨な事件を風化させないために、そしてジュゼッペの亡霊をなんとかして救済したいって気持ちで、ジュゼッペを想うルナという架空の人物のストーリーになってるとのこと。

私みたいに映画の言いたいこと?をすぐ読み取るのが苦手な人はネタバレしてから観るのでも良さそう。
NIRE

NIREの感想・評価

2.6
ゴーストストーリーってそういうことか…切ない
実話がもとになってるようだけど、実際にルナたちのような存在はいなかったと知って、おそらく胸糞悪い事件だろうに悲しい純愛物語にされてるのがちょっと嫌だなとは思った
あと、あんまり盛り上がる展開がないので途中眠くなる
ほのか

ほのかの感想・評価

3.3
この映画、目を瞑りたい部分が事実で
ルナとの話はフィクションなんて…

ポスターだけでこの映画見たから
こんなに重いと思わなかった
スローテンポだけど綺麗で、終わりにつれてジュゼッペがどんどん美少年だった
雑種

雑種の感想・評価

3.5
ジュゼッペの天使の様な美しさ(誇張抜きでこの世のものとは思えないレベルの美少年だった)がより一層切なさを増して悲しくて悲しくてやりきれなかった…😢心が荒みまくった大人だから途中まで(13歳でここまで人を愛せるか…?)って疑心してしまっていたけど、この年齢だからこそ見返りなんて求めないでただひたすらに相手のことだけを想ってがむしゃらに行動できるのかもしれないなあ。ルナのラブレター、一途で純粋でとっても素敵だった。夢の中でまで思い続けるほどに大好きな人がいるってそんな幸せなことないよね…ウッ…

ずっと昔にテレビだったか本だったかでシチリアの古代遺跡群の特集してるの見たときアグリジェントの神殿が印象的でそれ以外記憶にすら残ってなかったんだけど、この映画のラストで出てきたセリヌンテの神殿めちゃくちゃ綺麗だった〜🥺
さしみ

さしみの感想・評価

5.0
少年が監禁され、酸で溶かされ遺棄された事件(実話)が元となった映画。
夢と現実の境界線が曖昧な感じで話が進んでいくのだけど、後半事情がわかり始めたあたりからぐっとひきつけられ、衝撃的なラストまで連れていかれる感じだった。

監禁される男の子が、冒頭では普通の子なのに、死に近づくにつれてどんどん美しくなっていく感じがしてそれがまた悲しかった。最後は天使そのものだった。

今回は家族がビデオ屋さんでジャケ借りしてきたのをたまたま一緒に観たので、予備知識一切無しだったのだけど、偶然良い映画を観れて本当にラッキーだった!

ひとつだけケチつけるとしたら、パッケージのタイトルのフォント。どう考えても内容に合ってないと思う。
ひろ

ひろの感想・評価

3.0
1993年に実際に起きたジュゼッペ事件を元に作られた映画。

実話と知りながら見てたけど予想以上に衝撃的なラストでした。
ルナの部分はフィクションらしいけどそれだけに余計悲しさ倍増。

779日間監禁された上に絞殺されて酸で溶かされた13歳の少年ジュゼッペ・ディ・マッテオのお話。
しかも父親がマフィアの内情をバラす密告者(改心者)だからって犠牲になったのが何とも言えないね。
2年以上監禁ってどんだけよ。
犬歯

犬歯の感想・評価

-
シチリアにおける闇の世界とはオカルトではなくマフィアのことを指すんだな。
パッケージからは想像もつかないほど暗い話だけどよく見ると不穏な文句が書いてありました。
SAITOE

SAITOEの感想・評価

3.5
日本版ポスターが内容に全く合ってなくてこれだけで判断して観たら泣きをみるやつ…
最後の絶望感…
ameria

ameriaの感想・評価

3.9
事実をそのまま伝えるにもあまりにも残酷なのに初恋を絡めることによってもっと胸に残る作品になっていた。手紙がこんなに愛しくなるなんて。本気でひとりで観なきゃよかったって後悔するほどの余韻。寄り添う肩や体温誰かに切実に側にいてほしくなる映画だった。

初恋って残酷って映画はたくさんあるけどこのタイプの残酷さって…『DEEP END』とまた違う頭の打たれ方な感じ。この手の字体やジャケットの作品はあまり観ないんですけど実話が基だということで気になって観ました。

シチリアの小さな村で13歳のルナが思いを寄せていた少年ジュゼッペが突如失踪してしまう。周囲が口をつぐむ中ルナは必死に行方を捜すが…実際の惨い事件とファンタジーを絡めているのに違和感もなくただただ残酷な初恋と現実に何度も涙が溢れたり余韻で頭が重くなる鬱映画でした。気軽にホイッと観る作品ではなかったです…

1996年実際に起きたジュゼッペ事件を基に作られていると知ってそちらを調べてから観たので、キラキラとしたみずみずしいふたりを見ていたらこれから起きる出来事を想像しただけで開始15分で泣けてきた。ルナの存在はフィクションだけどジュゼッペと同様大人の都合に振り回される姿が本当に痛々しくて。いい大人が全然いなくて優しいのはお父さんくらいだけど、お父さんもお母さんに対して色々な面で妥協し諦めて生きている。でもこのお父さんの優しさがなかったら完走するのは無理だったかも〜!ってくらい唯一温もりがある。

懐中電灯でモールス信号もとてもいい。子供のころ向かいの社宅に住む同級生とお互いに姉弟ぐるみで仲が良くて「見える?眩しいよ〜」なんて電話をかけながらカチカチ懐中電灯でマンションのベランダから互いの家や窓、顔、姿を照らす遊びをしてたことを思い出した。今だったら考えられないというか、あの時だって警察呼ばれててもおかしくなかったかもしれないし、、時代なのかなんなのか、周りもよく理解があったなと思う(笑)

あの友達、突き放しても色んなことに理解を置いてくれて一緒になってくれて一生のうちに出逢えるか出逢えないかの最高にいい友達だと思う。ルナが倒れてるのを見つけて手を握ったときにジュゼッペも共に手を握る姿を見たときに驚きながらも理解を示してくれた姿にジーンときた。

何よりジュゼッペを演じた子が馬も似合うし笑顔もスラッとした体型も目もすごく美しいので、この残酷な出来事がよけいに重くのしかかってきた。何度も手紙を読み返すシーン、あまりにもつらい現実にその手紙を一度土に埋めたけど掘り返してキスして空を仰ぐシーン、悲しいんだけど美しい。美しいのにほんとにつらい…

まさかのあのシーン、無音で映し続けて幻想的でもありながらリアルで吐き気を催した。劇場じゃなくてある意味よかった。でも監督のこの事件を、ジュゼッペくんを忘れてはいけないんだって気持ちが強く表れてたと思う。

ドラゴンボールのフィギュアが映ったのがなんだかうれしかった。日本の文化が国境を越えて愛されてるのもうれしいのに、まさか思いがけない映画のなかに登場するなんて。ただそれもとても悲しくて切ないんですけどね。



ジュゼッペくんのこと
忘れないよ……
torakkichi

torakkichiの感想・評価

4.0
えーん、なんて悲しいお話…。

ルナの気持ちが、ジュゼッペの気持ちが…、大人たちはなんでこんなことを自分らの都合だけで平気で出来るんだろう。

13歳で大人の餌食になったジュゼッペ。

そんなジュゼッペを片時も忘れることなく愛し続けるルナ。

悲しい部分だけ事実で、ルナの愛の部分はフィクションなんて、ほんとにやりきれない。

ゴースト・ストーリーとはうまく言ったもので、確かに霊的なものがルナをジュゼッペの元に引き寄せてくれたんだろうし、ロレダーナにルナの危機を教えてくれたのもそうだろうし。

でもほんと、あの世でしか会えない若い二人がツラ過ぎた。
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