せめて焼いて食えよって話。やーすごいもんを観た。善悪云々というより欲深さ、利己主義、偽善、そういったクソ醜さが詰まり詰まった人間というものも所詮は自然の一部でしかない。驕り高ぶった「人間様」という皮…
>>続きを読む鬼才キム・ギドク。
遺作となった今作品は特に女性蔑視の性描写が特に強めなので胸糞は悪いです。倫理観を揺さぶる暴力描写など相変わらずな感じではありますが他の作品に比べると割とわかりやすかったとは思いま…
鬼才キム・ギドク監督が、極限状況下のクルーズ船を舞台に描いた衝撃のサバイバルドラマ。
2019年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭では『人間、空間、時間、そして人間(仮題)』のタイトルで上映。
…
コロナによってこの世を去ったキム・ギドクの
日本公開遺作。
厳密いうとラトビア製作の『Dissolve』があり、撮影途中で亡くなり、死後に公開された遺作としては『Call of God』が存在するが…
コロナで死んだキム・ギドク監督作品は初挑戦。
想像以上に地獄で凄惨、殺し殺され、欲望の果てのその先を描く異常ファンタジーで面白かった。
破綻しててもキテレツでも、作家性が爆発してる映画は好きで…
展開的には嫌いではない。
だんだん不穏になっていって性欲が暴発し食糧が尽きて奪い合い、もう何もかもめちゃくちゃに。
謎の世界が出来上がってしまっていた……。
多国語同士が通じ合ってる自体ここは何か違…
このレビューはネタバレを含みます
いやしかししんどい映画……
でも、嫌いじゃなかった(展開はひたすら地獄でとにかく不快なんだけど)。
ラストの描かれ方はとても良かった。
これも当然(?)地獄で到底受け入れられなくはあるんだけど、天…
このレビューはネタバレを含みます
食欲と性欲と権力欲。追い詰められると人間の本性が露わになるというのは想像できますが、この映画みたいにはならないような気もします。あの船は性悪な人の比率が高すぎました。みんな同じ方に流れましたが、船か…
>>続きを読む(c) 2018 KIM Ki-duk Film. All Rights Reserved.