異色作にして問題作にして怪作。
オダギリ・ジョーの使い方からして?なのだが、これは、現在のコロナ騒動による終末感漂う世界を暗示&揶揄したかのような寓話とみた。
ラストのあのふたりからまた新たな世界…
ギドク節ド炸裂でドン引きの嵐。暴力と性描写の激しさは最早言うまでもなく、今度はそれを応用して更に気持ちの悪い所にまで行ってしまったという印象。今までのギドク作品が好きな人は好きだと思うし、逆もまた然…
>>続きを読むメビウス以来のキム・ギドク作品。
相変わらず、ぶっ飛んでて、ファンタジーで、寓話的で。
設定だけ作ってあとは、役者に丸投げみたいなところは結構好きです、が。
主演の藤井美菜や、オダギリジョーの…
ギドクの映画は基本的に寓話なので、SFもファンタジーも現代劇も同じ地平にある。男は女を犯すために生まれてきたという性悪説に基づいて、殺戮と陵辱を畳み掛けるのは悪くない。しかし、あまりにも演出が行き過…
>>続きを読む以前は好きだったキム・ギドク監督作。シネマート新宿にて鑑賞。映画の日だったことを会計時に気付いて得した気分になった。
今作の主演は藤井美菜という日本人の俳優で、日本語で演じていた。オダギリジョーも、…
これほんとにキム・ギドクの映画?どこのヘタクソなVシネだよとか途中まで思うんだけどラスト30分ぐらいの飛ばし方&放心のさせ方はなるほどキム・ギドクだった。エグくて終わらせ方もいいんだけど、終わった途…
>>続きを読む人間、空間、時間、そして人間。
ディストピアで描く人間模様から国家、更には世界の縮図として魅せる旧約聖書の創世記。
道徳観念が欠如していく空間、空腹に耐え生命が育つ時間、人間であろうとする人間と人…
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