観終わった直後はそうでもなかっのに、不思議と何日も余韻に浸っている。
フィルム撮影の感触のせいか、ラザロの善性のせいか。
村人たちはちょっとした力仕事でラザロを頼り、ラザロもそれにごく自然に淡々と…
牧歌的な風景パートから、資本主義社会に放り出された後半へ飛び乗るラザロ
ヨハネ聖書におけるラザロの蘇生と、ルカ聖書における貧しいラザロ
ラザロの存在そのものが、人間が弱くなるとき失いかけてしまう…
スーパー16なのか。好きだ。フレームが可愛いし見ていてワクワクする
他の人たちが何十年も年を取り、社会が変わっていっても、ラザロだけは変わらない=善良さや無垢が時代を超えて存在している
とはいえ純…
ラザロと呼ぶ声が使役から、使者へ、正直者の顔よと言われ、彼はどこを見ていただろうか、なるべき姿でもならざる姿でもなくただいる、世界が動いている中に確かにいるはずなのに、その涙はだれにも知られていない…
>>続きを読むこのなんとも言えない宗教観の可視化に没頭。ラザロの無垢な青い瞳だけが神から祝福されているように見え、でも多くの受難が待ってる。
清貧に生きるラザロは聖人なのかな?イエスの再来なのか?
ラザロは聖人…
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