ラザロがなにを考えているのか全然わからなかった。無知とか、思考していないとかそういうことではなく、ただ純粋に相手が喜ぶと反射して自分も嬉しい、幸せだと反応する感じで、彼には自分の個性や中身というもの…
>>続きを読む観終わった直後はそうでもなかっのに、不思議と何日も余韻に浸っている。
フィルム撮影の感触のせいか、ラザロの善性のせいか。
村人たちはちょっとした力仕事でラザロを頼り、ラザロもそれにごく自然に淡々と…
「泥棒」
物語を理解できるほど意識をたもっていられなかったので、ひたすらに画面にうつるものをみていた、ラザロのひとみがほんとうにきれいでずっときらきらひかりをたたえてきらめいていて、それが殴られて…
質素な暮らしの村に警察が介入して、外ではとっくに小作人制度なんか廃止になってる、絶対に渡っちゃいけない川が足首も浸からない浅瀬だった、のくだり怖かったな。
なぜか生きてて歳もとらず復活したラザロ、…
ラザロは無欲で他者に優しいが、幸せそうにしていない。なぜ他者に尽くすラザロが、村人からあれ程までにぞんざいな扱いをされていたのか、なぜ二度もかなり不運な死に方をするのか?
それはラザロ自身が自分…
アントニオとマリアグラツィアが村から出ようとするのを、侯爵夫人が許さないと言って許可しない神父と怪しい男二コラ。二コラはともかく神父はそれでも聖職者かよ。
ラザロの扱いがひどいな。なんでも仕事はラザ…
43本目
あまりにも純粋無垢なラザロ…この世を生き抜くには多少の自己中心性というか、その類のものが必要であることを認識させられた。自我が完全に埋没している像は、現代人を皮肉っているのかもしれないな…
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