かの北野武はこう言ったことがある。
「究極の映画とは、10枚の写真だけで構成される映画であり、回ってるフィルムをピタッと止めたときに、2時間の映画の中の何十万というコマの中の任意の1コマが美しいのが…
美しい白黒映画。色がない分不思議と内容に集中できた。
歌のシーンがたくさん出てくるけど、民謡のメロディが美しいのと馴染みがない分ポーランド語が神秘的に聞こえるのがとてもよい〜
1950~1960年…
あの民族衣装はきっと鮮やかなのだろうに、
あのパリのバーはネオンが光っているだろうに、
画面はずっと白と黒。
完璧すぎる白と黒。色が見えるわけじゃない。その白と黒に情感があるのです。かたさとやわらか…
冷戦下の障壁も、息苦しさが渦巻く共産圏ポーランドも文化が花開くパリも全てが背景と化すほどに2人の愛が燃える散るを繰り返していた。カットも美しいだけでなくて、人物が必ず後ろの背景と写るように撮られてい…
>>続きを読む公開当時大評判だった作品。見逃していたのでこの機会に鑑賞。
冷戦下のポーランド。民族舞踏団を結成しようと音楽学校をスタートさせたピアニストのヴィクトルは、入学試験に現れたズーラという歌手志望の少…
バチバチにクッソキメキメなカメラ
どのカットも額縁に入れられるぐらいにカメラの切り取り方が凄くて写真展開ける 暗がりで白磁器を眺めるようなモノクロの美しさ ひえー凄っ 足早に物語が進むので少…