カンヌ出品時点では自宅軟禁状態に置かれていたパナヒ監督が本作ではそのままパナヒ監督として出演し、現実と虚構の境目が分からなくなりそう。
現在の国民的女優、「芸人」なんかなるなと田舎で居場所がない女…
主演の女優さんの夜の中を車に乗っているその顔やたたずまいが、絵画のようですごく特徴的。女優らしい存在感がある。
割礼の文化、トルコ語、ヘジャブなど今まで見たことのある世界観とはかけ離れていて、そして…
キアロスタミ作品の助監督をしていたジャファール・パナヒ監督作。
観よう観ようと思いながら観ていない「熊は、いない」もこの人か。
なかなか大変な映画監督人生を送られている模様。
こちらは、見知らぬ少…
保守的な家族に女優の夢を反対され、自殺するという少女(マルズィエ・レザエイ)の動画を受け取った映画監督(ジャファル・パナヒ)と女優(ベーナズ・ジャファリ)が、彼女の村を訪れる。2人は少女の行方を捜す…
>>続きを読む途中までのミステリー調でありながら村社会の暗部を探り出す展開が面白かっただけに、段々と尻すぼみになっていった印象。パナヒ監督が自ら演じる意味も『人生タクシー』より薄味。でも、シリアスになりすぎない辺…
>>続きを読む©Jafar Panahi Film Production