原題/Capharnaum
新約聖書に登場する地名。また、フランス語では【混沌・修羅場】などの意味がある。
結局のところ、...子供たちは私たちによる紛争、戦争、システム、愚かな決断、そして政府に…
生まれる国や家庭を選ぶことができる子供は何処にも居ない。極限の貧困の中で、身分証すら持たない家庭に生まれた子供は、公的に存在すら認められず、教育も満足な食事も得られず、一生絶望の底から出られない運命…
>>続きを読むドキュメンタリー映画を見ている感じだった。
最初から最後まで胸が苦しかった。
言い方が悪いけど、
こんな最低な国があることが胸糞悪すぎる。
ゼインが言った通り、
「育てられないなら産むな。」本当に…
貧困と虐待がテーマで
きっと泣けるのね、と思っていた
レバノン映画。
そんな見積りはなんのその。
かるーく想像を超えてくるから
ほんと映画ってやめられないですね。
この子の
"今日すること"…
ゼインの目に宿るこの世への絶望。両親への失望。悲しさや虚しさが私の心を突き刺した。
○あらすじ○
「僕を産んだ罪」。で両親を訴える12歳のゼイン。学校へ行きたいと言っても行かせてくれない。両親が出…
わずか12歳で.裁判を起こしたゼイン。
訴えた相手は.自分の両親。裁判長から「何の罪で?」と聞かれたゼインは.まっすぐ前を見つめて「僕を産んだ罪」と答えました。
中東の貧民窟に生まれたゼインは…
「ケチャップでさえ製造日がわかるのに」
出生記録のない少年を辿る。ドキュメンタリーかと錯覚してしまう演出演技。没入感があり観ていて辛くなる。
学校に通う生徒を尻目に身を粉にして働くゼイン。ゼイン…
印象的なのはゼイン少年の弱いものを助ける精神だった。妹が経血でスカートを汚しているのを見つけて、そっと注意して着替えさせ(そのあいだは目をそらし)、汚れた下着を洗い、自らのシャツを脱いで丸めて、それ…
>>続きを読む(C)2018MoozFilms