存在のない子供たちの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『存在のない子供たち』に投稿された感想・評価

4.5

原題/Capharnaum
新約聖書に登場する地名。また、フランス語では【混沌・修羅場】などの意味がある。

結局のところ、...子供たちは私たちによる紛争、戦争、システム、愚かな決断、そして政府に…

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masaya
-

生まれる国や家庭を選ぶことができる子供は何処にも居ない。極限の貧困の中で、身分証すら持たない家庭に生まれた子供は、公的に存在すら認められず、教育も満足な食事も得られず、一生絶望の底から出られない運命…

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ドキュメンタリー映画を見ている感じだった。

最初から最後まで胸が苦しかった。
言い方が悪いけど、
こんな最低な国があることが胸糞悪すぎる。
ゼインが言った通り、
「育てられないなら産むな。」本当に…

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mimimi
4.0
なんかもう言葉に言い表せられへん。
今こうやって、レビューしてる間も、世界のどこかで必死に生きようとしてる人達がいるって思うと、胸が苦しくなる。
4.1

貧困と虐待がテーマで
きっと泣けるのね、と思っていた
レバノン映画。

そんな見積りはなんのその。

かるーく想像を超えてくるから
ほんと映画ってやめられないですね。


この子の
"今日すること"…

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Kanna
4.6
これはリアルすぎて、まさにドキュメンタリー。
簡単には言えないけど、観てて苦しかった。始まりも強烈だった。でも観て良かった。
生育環境が与える影響はやはり計り知れない。
ME
4.7

ゼインの目に宿るこの世への絶望。両親への失望。悲しさや虚しさが私の心を突き刺した。

○あらすじ○
「僕を産んだ罪」。で両親を訴える12歳のゼイン。学校へ行きたいと言っても行かせてくれない。両親が出…

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miu
4.5

わずか12歳で.裁判を起こしたゼイン。
訴えた相手は.自分の両親。裁判長から「何の罪で?」と聞かれたゼインは.まっすぐ前を見つめて「僕を産んだ罪」と答えました。
中東の貧民窟に生まれたゼインは…

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「ケチャップでさえ製造日がわかるのに」

出生記録のない少年を辿る。ドキュメンタリーかと錯覚してしまう演出演技。没入感があり観ていて辛くなる。

学校に通う生徒を尻目に身を粉にして働くゼイン。ゼイン…

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印象的なのはゼイン少年の弱いものを助ける精神だった。妹が経血でスカートを汚しているのを見つけて、そっと注意して着替えさせ(そのあいだは目をそらし)、汚れた下着を洗い、自らのシャツを脱いで丸めて、それ…

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