存在のない子供たちに投稿された感想・評価 - 6ページ目

『存在のない子供たち』に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

仲の良い妹以外の兄弟を煩わしく感じる表情や、見捨てて二人で逃げようとするシーン。

ヨナスと共に過ごすうえで、忌み嫌っていた両親と同じことをするシーン。

主人公のゼインを取り巻く不幸な境遇、両親を…

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津次郎

津次郎の感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

あらためてみると演出は冷静だった。裁判所で陳述がなされた後に、その成り行きがフラッシュバックのように描かれる。証言と過程が羅生門のようにセットで進行していく。

さいしょの両親の陳述の時には、既にす…

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cuumma

cuummaの感想・評価

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観ていて辛すぎる、まるでドキュメンタリーのよう。中東の地獄のような貧しい生活を知り、胸が張り裂けそうになりました。

ラスト、ゼインの笑顔は心底笑ったのであろうか⁈この先のゼインは笑える人生を送れる…

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かなみ

かなみの感想・評価

3.9
ほんとに簡単な言葉では表現してはいけないお話。
2時間近い映画にしては言葉数が少ない方ではあったけど、すごく心情、空気感が伝わってくる演出だった。2度目だったけど、やっぱり胸えぐられる作品。
下手に過剰な演出とかはせず、これが貧困地域のリアルなんだなっていう映画というよりドキュメンタリー見てるような感じ。我々の当たり前の幸せを忘れてはいけない。。
HAYATO

HAYATOの感想・評価

4.3

2024年23本目
レバノン映画初鑑賞
アラブ映画及び中東映画として史上最高の売り上げを記録し、第71回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した作品
レバノンの女性監督・ナディーン・ラバキーが、貧しさゆ…

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たむ

たむの感想・評価

5.0
号泣必死。
ちなみに、出町座でみたとき、隣の女性が私以上に号泣してて、ちょっと涙ひっこんだのを覚えてる。
mia

miaの感想・評価

4.7

映画が大好きな私たちは、少なくとも私は、映画という媒体でどれだけ心を抉られても「娯楽」、「作品」という言葉を盾に日常に戻ることができる。
知ってるのに目伏せて戻る日常は欺瞞まみれだよ。世界の惨状とそ…

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子供が「僕を産んだ罪」で両親を訴えた。
その言葉の意味と深刻さをこの映画で知り得た。
ボロボロになっている子供の姿を見ても周りの大人たちは見向きもしない国になってはいけない。
経済的に極度に貧しいと地獄は深刻で、連鎖しやすい。「世話できないなら、子どもを作るな。僕を産んだ罪」と、子どもの訴え。子どもに愛情を注ぎましょう。自由に幸せに暮らせるように。

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