【これは貧困ポルノなのか?】
カンヌ受賞、アカデミー賞ノミネートと快挙を成し遂げた作品であるのだが、ブンブンは観る前から地雷映画なのではと不安でした。というのも、仏批評家の間では有力メディアがこぞっ…
中東レバノンを舞台に貧困、移民、児童結婚などの社会問題を提起した作品。ゼイン役の少年が実際のシリア難民だと観終わってから知る。
自分を生んだ事が罪だと両親を訴えるゼイン。
きっと同じ様な境遇の子供達…
タイトルは、レバノン語の「混沌」。自分のせいではない、環境のせいだと訴える親、奇跡のように見つかった我が子を胸に抱いて国外退去したエチオピアンのお母さん、最もましだと感じるシーンがジメジメとした牢獄…
>>続きを読む何から変えればいいのか、全く分からないくらいの貧困と無秩序が描き出されていました。
近隣諸国からの移民問題は彼の地こそ深刻なのでしょうが、根本的には同じものが、ミャンマーやカンボジア、フィリピンにも…
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