斬、に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)- 4ページ目

「斬、」に投稿された感想・評価

TAKUSHI

TAKUSHIの感想・評価

4.0

暴力に惹かれてしまう人間の業。そして復讐が復讐を呼ぶ負の連鎖。過剰なまでに大きく反響する鞘走りの音や鍔鳴り、刀同士がぶつかり合う衝撃音が不気味で耳障り。しかしそれが人を斬るということに対し戦慄を覚え…

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人を斬れない浪人が境界線を越えてしまう

何かを失う代わりに何かを得る。
人を斬る=やり返すと解釈すると現代にも通じると思う。

優しすぎる人間には刀を握らせるとどうなるのか。
侍なんだから斬りなさ…

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江戸の末期、農村で暮らしていた浪人杢之進は、農作業を手伝いながらのんびり暮らしながら、隣家の農民の市助に剣術を教えていた。そんな杢之進は、そろそろ江戸に出て騒乱の中に身を置くことを考えていた。杢之進…

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このレビューはネタバレを含みます

時代劇というと、プロレス的なものと思っていた。だから斬撃シーンは、決め手の型通りやるとカッコいい。そこに生死があることを忘れて観てしまうような。それが時代劇だと思っていたけれど、この映画はむしろそこ…

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盗賊の片腕を切り落として命が尽きるまでにこれまでの人生を反省しろはやる事えげつな過ぎる
今作の池松壮亮のキャラや塚本晋也との関係性はどこかシン・仮面ライダーを想起させる
木元

木元の感想・評価

3.5

まあまあ面白かった。一人の気の良い浪人が人を斬るか斬らないか悩む話。塚本晋也監督作で、短くまとまっていてサクッと見れる。いかんせん私のリテラシーや読解力の足りなさゆえか、理解に苦しむショットやカット…

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江戸末期において浪人の都筑杢之進(池松壮亮)は農村に身を寄せ、手伝いながら、農家の息子・市助(前田隆成)に剣の稽古をつけていた。ある日、杢之進は剣豪の澤村(塚本晋也)に出会い、スカウトされる。それに…

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これはけっこう好み。

苦悩する池松壮亮が壮絶。
斬ることで解決するのか?
どうしても人を斬れない姿にとても苦しくなる。
殺しちゃえよ!って言えない。

時代劇の形を借りた反戦映画。
塚本作品らしく…

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カオリ

カオリの感想・評価

3.2

これはなんだ!これはなんだぁ!www

バッタバッタと華麗な殺陣でもって魅せる昔の時代劇とは違い、弱さや人間味をもたせたというコンセプト?は面白いと思うけど…
主要人物みんな精神やられぎみで怖いし、…

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扇

扇の感想・評価

3.2

塚本晋也、初の時代劇。
と言っても中身はいつも通りの戦争に心を壊された人たちの姿を描いたもの。作家としてブレないのは感心するというか、ワンパターンというか。まあ前者かな。
お椀山盛りのお米って美味し…

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