人を斬るとはどういうことかを克明に綴る。
終始その臨場感に圧倒された。
都筑の葛藤の根幹は斬られる恐怖心ではなく、命のやり取りそのものに対する迷い。真剣に対して棒きれで立ち向かってしまう無謀さにこ…
人はなぜ人を斬るのか。1本の刀を見つめ、時代と大義に翻弄され自己を破壊されていく若者の話。
自分は今この時代に何をすべきなのか、正義のために、自分の行いは正しいのか、間違っているのか、分からないま…
塚本晋也監督が撮った時代劇ならハズレはないと確信しながらのチョイスだったので、ハードルが上がり切った状態で観ることとなったが、全然その上を行く出来だったと思う。
武道を嗜んでいる身としては、殺陣の出…
これはいい映画だな。
ちょっと玄人向けだけどね。
暴れん坊将軍みたいにはいかないよ。
人を斬るってことをよく表現出来ている。
上手く木刀を振れることと、人を斬れることは違う。
池松さんの演技いいね…
塚本晋也が『野火』に続いてまたしても傑作を作り上げてしまった。
79分間魅せられる塚本晋也の時代劇。
手持ちカメラによるカメラワークと映像美、そして独特の生々しさと殺陣。
池松壮亮が何故日本最高…
なんだかすごい…。
たった80分だけど、ものすごくカロリーを消費した映画でした。
人が人を斬る。
そのことのプリミティブな部分を、人間の根源的な部分をこれでもかと描いた作品と解釈しました。
映…
KAIJYU THEATER