こんな何にでも当てはまりそうな表現は失礼かもですが、この映画を見て真っ先に叩き、叩かれ合うインターネッツワールドを思い浮かべました。
序盤の殺陣といい、刀がぶつかる音だけではなく、刀を握る音や鞘に…
88/100
・最近、松本次郎氏のコミック版「いちげき」があまりにも面白くてハマっており、人を刀で斬る作品は最高だぜというテンションになっているので、時代設定が近いこともあり後回しにしていた今作を…
カメラワークとか見ていると、賞を狙ってますという、いかにもだ。塚本晋也監督の作品は汚であるので要注意だ。
弟子が殺され、好きな女が犯されても斬れない剣豪。なのに、あの善い人は切れてしまう。でも、あの…
このレビューはネタバレを含みます
殺陣の迫力に圧倒される。カメラの手ブレが活きている。言わずもがな池松壮亮は素晴らしい俳優だ。蒼井優は森と着物がよく似合う。
当時の生活範囲はとても狭かっただろうし、娯楽と呼べるものなんてなんてなかっ…
僅か80分でこれ程までに人間を追い詰めることができるのか。
序盤で爽やかな汗を流しながら木刀で稽古していた青年が、いつしか命のやり取りを経て全く別の精神構造に変容していく一部始終。
前作野火であった…
「わたしも人を斬れるようになりたい」とのたうち、人を斬れない葛藤を自慰にぶつけるんだもの、驚かされた。真理のようにも思えて。斬れない男の精神的メタファーでもあるようで。
雨描写の使い方がほんとうに…
久しぶりの塚本作品!
いやあぁおもしろい!
何通ぶってんだよって話になりますが、
映画が生きている
生き生きとしているとかじゃなく
脈打って野生動物のような感覚。
終わりまでずっと変わり続ける…
小さな村の
ほんの小さな夜の出来事。
塚本晋也が一貫して描く
“普通サイズの怪人シリーズ”の最新作。
ソリッドでほとんど寓話的な…
塚本晋也の現時点での最終地点。
2019.1.11 劇場
…
KAIJYU THEATER