プリースト判事よろしく心の燃料である朝コーヒーを片手に見るジョン・フォードで目が覚めた。出鱈目極まりない法廷での判事を交えた演奏シーンから快哉を叫んだ。音楽がフレーム内外を接続し続け、劇中最大の事件…
>>続きを読む本当に強くて優しい、そんで愛嬌も人間味も深いプリースト判事
どんな女性にも人種の人にも平等な、親しみやすい飲んべえのおじいちゃん
映画が人と向き合う姿勢のお手本というか…
そういう姿勢の基本と原点…
1953年”The Sun Shines Bright”。南軍退役軍人会、または禁酒にこっそり反対するオヤジの会が、じわじわと良い話に向けてエピソードを積み重ねていく。無実の罪を着せられた黒人少年を…
>>続きを読む南北戦争の記憶あざやかな、ケンタッキーの小さな町。
北・南軍出身者、白人に黒人が混在するコミュニティにはもめ事が絶えない。
酔いどれ判事のプリーストは「心臓の薬だ」と朝から一杯ひっかけながら、今日も…
正義の列にそれぞれが自らの意思を持って静かに加わる様は、なかなかの感動モノ。
本来こんな風に年長者が正しい行いへの先陣を切ってほしいものだ。昨今の「老害」問題が情けないな。
黒人や女性の描かれ方に…
2022.8.19再
オールタイムベスト。土地、川。群衆、行進。ヒーローとは流れを変えられる者のこと。一人きり歩くショットが素晴らしいからこそ、行進が意味をもつ。
集合し行進することで、自らの…