戯曲『虫の生活』を題材にしたアマチュア劇団の群像劇として始まりながら、実際には演出スタッフの制作風景や監督自身による語りが織り込まれた、多層的なメタ構造を持つ異色作である。(個人的に虫が苦手なため身…
>>続きを読む人間なぞ虫と大差ない。肉体労働に踏ん張る労働者も、残飯を漁る浮浪者も、非現実的な芝居に取り組む似非芸術家も変わらない。「いい日だ!」と言うにはそのどれでもよい。でも、そんなこと当然よね。
人間にと…
生きた昆虫が出てきます。
画面いっぱいに大量のGも映りますので、ご注意下さい。
(シュヴァンクマイエル監督作品でなければ絶対に耐えられませんでした…。)
公演のリハーサルを行う小さな劇団の物語、そ…
ようやく観れた。キャリア最後の作品ということで大林宣彦の『海辺の映画館―キネマの玉手箱』くらいやりたい放題にやってくれてるかと思えばそこまで突き抜けた作品では全然ないが、シュヴァンクマイエルらしさは…
>>続きを読むガチ虫、ガチG注意。
基本構造はファウストと同じかな。
あの居眠りおじさんだけはリアリティラインを超越してた気がする。全部おじさんの夢なんかも。(『鏡の国のアリス』において、眠っているハートのキン…
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