原作ファン、呉市立美術館の原画展にも行き、無印映画は映画館で4度見ているファンです。
原作にあったエピソードを追加しただけだし流石に今回は驚くような出来でもないだろう…と思っていたのが運の尽き。
…
このレビューはネタバレを含みます
片渕須直監督の舞台挨拶+サイン会付きで鑑賞。
リンさんとのふれあいや周作との夜の営み(と拒絶)、テルとの会話や円太郎の仕事光景等々いくつもの追加シーンによって、ドラマの厚みや世界の広がりが更に強化…
心が揺さぶられて平常心で観ていられない。
すずさんが、私の祖母のように身近に感じる……。
祖母に会えたようで嬉しくて泣けた。
大切に日常を紡ぎ、穏やかな生活を送り、皆で無邪気に笑い転げていたよね、き…
アニメ映画史上最高傑作(独断)の前作が更に補強されたって事で、当然のように観に行ってきた。
追加されたカットは30分弱との事だが、それにより既存のシーンが補強され、新鮮に感じる場面がかなり多く感じ…
3年、経る、
何を忘却し何を経験し、そしてまたどのように喪失していくのか。
限りなく同じものを眼差し続けることで、変化相としてのわたくしがあらわになってゆく。
"閉じこもった悲しみの日々にわた…
「この世界のさらにいくつもの片隅に」2019
2016年版の「再創造版」
上映時間の関係で泣く泣く脚本から削除したシーンを新たに作画したバージョン。
これは映画史上かつてないこと。劇場公開時に…
立川シネマシティにて。
前作では、サラッと描かれていたリンさんと周作さんとすずさんの関係。
今作ではリンさんを深く掘り下げることによって、作品に深みと重みが加わった。
しかし戦争によって簡単に引き裂…
(C)2018こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会