ああ、こういう話だったのか。
2016年公開されたものと原作漫画を読んだ印象は(語弊あるかもしれないが)神話と言えるほど遠い昔の話として現実感乏しく感じた戦時中を、史実であると力強く言ってくれた…
戦時下でも、食事や農作業、恋愛、近所付き合い、友達との日々など日常の生活はあるという当たり前のことが空襲によりある日突然奪われてしまう。ただ時が過ぎればそれもある種の日常となる。本来は空襲なんて日常…
>>続きを読む少女のときは短くて
けれど穏やかに美しい
海に白兎が跳ねるように
虹色に輝く海のように
白いタンポポ咲き広ぐ
黄色いタンポポひとつだけ
ほんのり桃に身を染めて
知らないところに飛んできた
日々の…
(C)2018こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会