ROMA/ローマの作品情報・感想・評価

ROMA/ローマ2018年製作の映画)

Roma

上映日:2019年03月09日

製作国:

上映時間:135分

3.9

あらすじ

「ROMA/ローマ」に投稿された感想・評価


この物語の中心は
家政婦クレオ。
多分メキシコの田舎出身の
素朴で穏やかなクレオ。

彼女の勤めるある家庭の
内情を描きながら、
情事なんかも描きながら、
柔らかい光の方に
彼女が舵を向けるまでを
優しく映す物語。

ドアの写し方が秀逸。
彩度を落とした映像が
至る箇所の黒いラインを
強調して綺麗。

ラスト垂直にパンして見せる外階段。
全てが意味ありげに映される
その様がとても良い。

長回しが心地よく、
これでもかっていうくらい
水平に水平に長回ってるけれど、
不思議と飽きない。
まぁほんと余分がないこと。

寧ろ長回ってないところに
間延びを感じたりもするけれど、

思わず口角が上がってしまう
楽しい?シーンもあったりで
良く出来てると思う。

大砲とか
ラブホde武道とか
あの犬1匹であれ程の排泄が?とか。

映画館で観れて良かった。
ここまで明確に、ここまで的確に、家族というものを描ききった作品を他に知らない。
右から左へ流れるカメラワークが多い中で、ラストの海岸でのカメラワークが意味するものは前進であり、成長であり、未来なのだと思う。

余談ですが、
本作を撮影するにあたってアルフォンソ・キュアロン監督は各映画会社に掛け合ったそうですが軒並み断られたそうです。
そんな監督に“うちで撮りなよ”と資金と場所を提供したのがNETFLIXだった、と。
それなのにスピル◯ーグ氏からは「ROMAは映画として認めない」と批判されました。
当初NETFLIX側が劇場公開を全く予定していなかったという事情を鑑みても、もう少し時代にあった言葉はなかったのかな?と。
いやいや“映画を撮ろうと映画会社に駆け寄ったら断られた”から大手映画製作会社ではないNETFLIXで撮っただけですよ?
大手映画製作会社が撮って良いよと認めた物だけが映画だというのならば、あなたが理事を務めるアカデミー賞こそ時代に合わなくなってきていると思う。
長い…物語どうこうじゃなくて、雰囲気とか日常系の映画はほんまにその映画に興味がないと見てて辛い。ハイライトはフルチンカンフーと水風船ヨーヨーみたいなやつをずっとやってるおっさん。
分かんなかったなぁー良さがいまいち

とにかく印象に残ったのは、
音がうるさくて不快
そういう場面が多い
わざとなんだろうけど

オープ二ングの、波のように水が溜まって空が写るようになる描写は良かった
掃除の水たまりにうつる飛行機、
美しかった。
すが

すがの感想・評価

4.0
全体的に穏やかな中で暴力が際立っててすごく怖く感じた、もし生活の中に暴力があるとしたらこういう感じなんだろうと思った 全体的にきれいでていねい
mk

mkの感想・評価

5.0
最高の映画体験でした。
幾何学模様のタイルから始まるオープニングカット、その水面に映る機影、犬のフン、フルチン武術、映画館、物売り、犬の剥製、射撃、山火事、人間ロケット、謎のポーズ、そして、極め付けは、長回しの海のシーンと、クレオが階段を上っていく神々しいまでのラストカットとオープニングと対をなす機影。
どのカットもいちいち最高だし、情動的に揺さぶられました。
特に、奇跡的なまでに美しいラストカットは、ずっと観ていたいほど。
クレオと母親に対する感謝と愛情を、あくまで客観的に、慎重、丁寧に、そして最高の技術とビジュアルで表現する品の良さ。
これぞ映画と思わせる、風格のある作品だと思います。

映画館で見られて本当に良かった。
飛行機、犬
ROMA嫌いな人とわ友達になれないかもしれん。
ソベック先生が胡散臭くて草
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