百年後も覚えていてもらえるような女の子になりたい
2017年の映画納めは山戸結希だったので、2018年の終わりにも山戸結希を。
山戸結希の撮る映画は、棒読みの女の子がよく似合う。それがいいことか悪…
若さの一瞬の輝き。刹那的なみずみずしさ。
圧倒的なオーラを放っているにも関わらず、ふっとどこかに消えてしまいそうな、そんな儚さを感じさせる少女。玉城ティナ。
彼女の見せる表情や視線の先の世界に魅せ…
19歳のA子は玉城ティナに狂おしいほど憧れていて、玉城ティナも同じように平凡な女の子にどうしようもなく憧れている、儚くて苦しくなる映像作品だった。
A子の「玉城ティナになりたい」という願いは儚くてか…
玉城ティナになりたいと夢想するA子は玉城ティナである。そして「玉城ティナは夢想する」のである。A子はすでに玉城ティナであり、その夢想は方程式として成り立たない。Aがx=Aであるxになりたいというのは…
>>続きを読むファンではない人が最後まで見通すのはややきついものがあったが、玉城ティナという人だからこその考えや見せ方があり、特に写真の使い方はややくどいものの面白い。どちらがどちらに憧れているのか、誰にだって悩…
>>続きを読むもしも私が玉城ティナだったら。
私にも、〝誰か〟になりたいと願うことはあったと思う。
でもその〝誰か〟だって苦労していると思えるようになった時、その人になりたいと思わなくなった。
そして、〝誰…
女の子を苦しくさせる女の子
一生玉城ティナ だけじゃなく自分じゃない誰かになんてなれないことを 逃れたくなるほど突きつけられる作品
満足できる肉体、足りないもののない容姿、儚さと脆さ、空虚な感…