にっぽん昆虫記に投稿された感想・評価 - 4ページ目

『にっぽん昆虫記』に投稿された感想・評価

東北の寒村で足入婚をさせられた女工時代、売春宿の女中から元締めへ上り詰めた全盛期、そして密告により投獄されたその後まで、安保闘争や朝鮮戦争に伊勢湾台風など、戦中戦後の日本現代史を織り交ぜたある女性の…

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今村昌平はようわからん
初の今村昌平作品
生まれる前から訳あり女の転落人生

直接的な濡れ場をみせないのは意外やった
Pぃこ

Pぃこの感想・評価

3.5
前半、なまり有り字幕無しで苦労したけど目を見張る展開になんとか最後まで鑑賞できた
這いつくばって云々はわからなくもないがそこと「チチ」は別ではなかろうか

売春売春って言うけどね、買い手がありゃこそ売り手があるんだ。

泥水すすってはいつくばり、本能に従い、したたかに生きる人間の姿は、昆虫のそれと同じではないでしょうか🐜

若い娘とそれを囲う小金持ちの…

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招き猫

招き猫の感想・評価

3.7
昆虫の話かと思ったら、昆虫のように強かに本能的に生きるという意味らしい。
てつじ

てつじの感想・評価

4.2

地面を這いずり回る昆虫の生殖本能、雄を食い殺す雌の強欲でしたたかな性。今村昌平監督の真髄である土着性、大地に根差した貧村の因習が、あっけらかんと性を売るトメの人間性を極めて冷静に俯瞰してみせる。左幸…

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原題『にっぽん昆虫記』(1963)

監督 : 今村昌平
脚本 : 今村昌平、長谷部慶次
撮影 : 姫田真佐久
編集 : 丹治睦夫
音楽 : 黛敏郎
出演 : 左幸子、他

東北の農村に生まれ、家族…

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このレビューはネタバレを含みます

左幸子がずっとすごい。
泥啜って底辺を彷徨う朝ドラって感じ。

娘の乳吸う父親最悪だけど、血繋がってないのか…となるとまぁ分からんでもないのよその感じ!
ああ、すごい。無人島に持って行くとしたらこれを持っていきたい。まだまだ意味は、わからないけど体にすごいスッと入る今村昌平は、なんなんだろうか。

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