今村昌平はどうも個人的には初期の重喜劇路線の方がスカッとしていて良いと思うのだが、これはこれで主演の左幸子のグロテスクさが印象に残る佳作。戦後日本に於ける「実録・がめつい女の一代記」といった趣きの退…
>>続きを読む1963年のキネ旬ベストワンに選ばれた今村昌平監督作品。私は高校生の時に観たんだけど、何をしゃべっているのかセリフが聞き取れなくて苦労した覚えがありますね。
そんなせいもあって、あんまりよく分から…
2回連続で見ました。正直1回目見たときの苦痛といったら半端じゃなかった! 前半、とにかく登場人物たちが何を言ってるんだかまったく聞き取れない! これは、東北弁だろうか? 言ってることが分からんから、…
>>続きを読む大正末期から昭和の高度成長時代に突入する時代を生きた昆虫のようなエネルギッシュな生命力を持つ女性の半生を今村昌平監督が描いています。
東北の田舎町で生まれた松木とめ。
父、忠治と母、えんの子供で…
見せ方のせいか話運びのせいなのか分からんがものすごく話が追いづらくて全然頭に入ってこなかった...
これは前に見たいくつかの今村作品にもいえることなんだけど、なんでなんだろうか。再鑑賞必須。
グ…
東北の農村から上京してきた左幸子が売春宿を転々とした後、コールガール形態を考案、組織として確立し元締めになっていく様を力強く描く。
戦後復興の真っ只中で皆、昆虫の様に本能丸出しで生きていた時代…理性…