ザ・スリッツ:ヒア・トゥ・ビー・ハードの作品情報・感想・評価・動画配信

「ザ・スリッツ:ヒア・トゥ・ビー・ハード」に投稿された感想・評価

ys

ysの感想・評価

3.5
秋に東京と大阪で開催されるイベント上映。
ロックドキュメンタリー特集アンダードックス。UNDERDOCS
前売り券とTシャツでこの価格は安すぎでは?
背中に12作品のタイトルロゴ。
速攻買いました。
https://www.google.co.jp/amp/s/www.festival-life.com/79138/amp

先にアマプラで、全く知らないガールズバンド、
スリッツのドキュメンタリーを鑑賞。
1976年から活動開始。
ガールズバンドも珍しい時代に、
パンクで自由で強い女たちは
男社会では風当たりが強かった。
当時14歳のボーカルのアリ、ベースのテッサ、
ギターのヴィヴ、ドラムのパルモリヴ。
パルモリヴはシドヴィシャスがセックスピストルズに入る前のバンド、フラワーズオブロマンスのドラマーで、
シドヴィシャスはボーカルとサックス🎷担当。
ワンオーワンナーズ時代のジョーストラマー、
ジェネレーションX時代のビリーアイドルの映像も。
スリッツはクラッシュやバズコックスらの前座で、
ホワイトライオットツアーに参加。
プリテンダーズのクリッシーハインドと語り合う映像も。
80年代はパンクが死んで、実験的なサウンドに挑戦。
だいぶ奇妙です。
5年で解散となった。
24年たった2005年に再結成。
5年ほど活動したが、アリが…
メンバーのヴィジュアルはスーパークールでした。
歌はあまり好みじゃなかった。

アリのママはノラフォスター。
セックスピストルズのジョニーロットンと再婚した。
2020年、ジョンライドン(ジョニーロットン)は
認知症となったノラの介護をしています。
http://amass.jp/135493/

アリアップ(アリアンナフォスター)享年48
シドヴィシャス 享年21
いやもうほんとに。

表現物ではなくそれは精神性を指す言葉、ならば本質的に消滅する事なんかある筈がないんだけれども。

パンクは死なねえって事を証明出来るのは死んじゃった人だけなのかしらと思いましたよね。

パンクを殺してんのはパンクスなんじゃねえかって思いましたよね。
スリッツはただただloveなのでみれてよかったー、真っ直ぐなおんなのこはとてもかっこいいなあ、よかった!
eureka

eurekaの感想・評価

3.6
女の最高バイブルではないか、かっこ良すぎる、行動なんて今や考えられないほどの域を超えての活動をしてる、動きたくてウズウズするよお〜〜、暴れてえ〜〜
The Slitsってバンド自体は大好きで今聴いてもめちゃくちゃカッコいいんだけど、バンドとしてのヒストリーはあんまり知らなかったのでわりと勉強になった。

ただ、やっぱりアリ・アップのイメージが強かったから、彼女の声が聞けないのは残念で、そこは消化不良だったかな。

でも久しぶりにまた聴き直してみたくなった!
月

月の感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

最高にカッコいい、ガールズバンド。怒り、抵抗、反発、闘い、爆発。パンクで、全てに反発していた。己のやりたいことを自由奔放にやりきった、アリ・アップ。大好きなアリのことを沢山知ることができて嬉しかったです。奔放でいて、ほんまに、好きなことをやり切る情熱に感動しました。

アリ、テッサ、ヴィヴ、パルモリブの、喧嘩しながら真剣に遊び暴れ尽くす感じが、ほんまに良かったです。

アルバム「Cut」は何回聴いても痺れます。映画の中で、歌詞の和訳がいくつか出てきたけど、想像していたものの100倍、クソみたいな言葉だらけで最高やった。他の曲も、英和辞典ひきながら、読んでみようと思った。アリたちがどんなことを叫んでいたか知りたい。

全ては、リズムから始まった!
自由は自分の中にある。
かさ

かさの感想・評価

-
めちゃくちゃかっこよかった。ピンクもふわふわも、自分が着たいから着る!!!大地のうた、が良すぎてしびれた。
スリッツは結成当初こそパンク・バンドだったが、アルバムを出す頃にはポストパンクやニューウェイブ方面に進化していたことがよくわかる。
15歳とかでバリバリにフロントに立ってやっていたアリ・アップという人は超天才肌だったんでしょう。
世界初の女性パンクバンド、「ザ・スリッツ」の誕生から解散、再結成、そしてボーカルのアリ・アップの死を、元メンバーや周辺にした人物の証言や現在の姿も交えながら追ったドキュメンタリー映画。

現在だと、男だろうが女だろうが、好きな服を着て好きなメイクをして好きな音楽や映画を楽しむことはだいたい自由にできるけれど、70年代は違ったみたい。

以前鑑賞した「マイ・ジェネレーション」で、60年代のロンドンを垣間見たけれど、この時代はツィッギー旋風でミニスカートを履いた女の子達が街を闊歩していて、大人たちが顔をしかめていた。
あとはヒッピーもいたし、60年代から若者たちは女の子含め結構自由に生きてたのかなと思ってたけど、顔をしかめる大人なんて昔も今もいるよね。

そんな、“女の子はお行儀良く”“女の子は男の子に気に入ってもらえる服を着なきゃ”が今以上に当たり前だった70年代のイギリスにスリッツが出てきたときは、今の感覚だとわからない程に鮮烈だったのだろう。
ただ、スリッツってアリ・アップがいるのといないとでは全く違うバンドになってたんだろうな。

ガールズバンドって、なんだかんだ男の目を気にしているように見えるバンドが多い。
フェミニズムを振りかざしてるか、男の子にもかわいく見られたい欲がありありか。そのどちらかがある。
テッサ、ヴィヴ、パルマリヴの3人はチャーミングだったが前者の雰囲気がしていた。
でもアリにはそのどちらも全くなかった。
天衣無縫の極み。女も男も関係ない。ただ心が素っ裸の人間がいた。
何も嘘がなく、気持ちがいい。

アリの叫びは踊りは見てて清々しかった。
聴く者、見る者が叫びを(精神的にでもいいから)追体験し、心が素に戻れるもの。
それがパンク、なのかな。

そしてアリは最後まで変わらなかった。
人から見えないところで色々悩んでいたとは思うけれど。
ファッションも、どれもアリらしさにあふれたとても素敵なお行儀の悪さだった。

可能性があるのに燻ったままなんでもったいないじゃない。

アリの言葉を受け取れることができてよかった。
泣けるくらい純粋に格好良かった。スリッツと言えばアリ・アップだし、そのアリ・アップは亡くなられているから映画としてはその悲痛を内包してるし、美談ではないにしても美化されて平坦に進むインタビュー構成なので目立って映画的ではないのはドキュメント映画としては弱いのかなという印象も正直に言えばある。ヴィヴが再結成を断った理由や再結成後のスリッツにどんな印象を抱いたのかとか知りたいことにも踏み込まないし、アリ・アップの死の扱いも唐突すぎる感は否めない。
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