正直聞き取れない。ふわっとしたところで理解するしかない。
それまでも日本的なものに固執してきた溝口健二が、ついに「映画監督というより一人の国民として」といった類いのことまで言うようになっている。41…
1942年の溝口健二監督作品。
討ち入りの場面が全くないのが特徴。そこを楽しみにしてたんだけどなあ。唐人にあらず日本人であり、日本の侍としての心を第一に考える徳川綱豊の会話は原作どおりなんだけど、ま…
真山青果の歌舞伎作品を映画化した後編。
「御浜御殿」「南部坂」「大石最後の一日」という単独でも見応えのある3作を含んでいるが、そのぶん出来不出来がはげしい。
素に読んでも感動する青果のセリフを台…
大作であるし、構図も素晴らしいショットばかりだが、あまりにたっぷり取った間は鑑賞中にも関わらず注意が散漫になってしまう。
血生臭いストーリーだがそういった生々しい血の雰囲気を漂わせるシーンを撮らな…
実に上品なクライマックス。煽りながらも秘密裏に進行した討入り計画はまったく直接は描かれず、画面の外で厳かに終えられる。(それは時間を後ろから見たときに下品なたとえかもしれないけど)アンゲロプロスがス…
>>続きを読むもう見たのがだいぶ半年近く前なのでなんとも言えない。。。セリフが全く聞き取れなかったので英語字幕で見てた。派手さはなく、かなり見るのにエネルギーを要する映画。松の廊下や長回しがポイントか。課題に追わ…
>>続きを読む松竹株式会社