今まで観たことのない映画だった……。話云々よりとにかく画がずっとバチギマりしていて訳わからん。アングルがドンピシャすぎ。小津フォロワー最高峰。下降線を辿り続ける家族の有り様も悲劇でも喜劇でもなく記録…
>>続きを読むホウ・シャオシェンの自伝的作品。淡々としているのに沁みる。死について、子供時代について色々考えた。しんみりと抒情的な音楽も映像とマッチしていた。
日本統治時代の台湾の住宅は日本家屋だから、小津的な構…
故郷から遠く離れても頭の中だけは大陸にいる祖母、恋愛結婚を諦めた母、父も故郷に帰りたいと思いつつ死んでいった事がわかる。つらいなー。何でこんな所に住んでるんだろと思いつつも一生動けないであろう自分に…
>>続きを読む昔見た。
素晴らしい映画。
きついし汚い描写もちゃんとやるが、全ては過去のことというような安定した距離感もある。そのバランスがうらさびしい。
めちゃくちゃきついことを、ある程度までの感情をもってしか…
【鑑賞メモ】
蚊帳。
ふりしきる雨。
曲がり角の大木。
かき氷。
芭樂。
台湾の話だけれど、なんだか日本の地方の夏(それも昔の)を思い出すような風景が多くて、日本人の郷愁をくすぐってくる。
「都…