ホウシャオシェン4本目。
家族や貧しさといった、自分の苦手なタイプの小津作品を継承するようなテーマと作風が全く肌に合わなかった。
映像は悪くないのでリラックスしている時に観られたらもう少しマシだった…
いい
カバンが塀の外に投げられて、その後にアハが飛び降りてくるとこの間がすごすぎた
台湾ニューシネマ、よく停電するしビリヤードばっかやってるし夜中には戦車が出動してるイメージ
そしてケンカで日本刀…
子供から青年へと移り変わる時の流れはトントンと風櫃の総括のようで、両親と祖母の死は子供たちの成長を否応なく促している。と、同時に家族が一人亡くなる度に祖母の老いも進行し、故郷を探して徘徊を繰り返すよ…
>>続きを読む私にはイマイチでしたね。
長尺の割に、主人公の心情がよく分からず感情移入できず。筋を追うだけ。
やはりワン・トン監督の方がいい。
印象に残ったのは、
・小津っぽい構図
・おばあちゃんの迷子(人力…
登場人物との間に扉を挟んだり、遠くから撮ったりしているのが印象的。
なんとも不思議な距離感で物語を見つめている感じがした。
どのシーンも静かでなんだか物悲しい。
どんどん人が亡くなっていくのが辛い…