完成披露試写会にて。
最初から最後まで怖くて、心臓えぐられたような気持ちになりながら観てました。
人間の奥深くの捻れたドロドロさを見せつけられた映画でした。
決してハッピーエンドではないし、観た後は…
気付いていない人間の何気ない言葉はとても残酷だと感じた。救いの手が差し伸べられない立場になっていたと知った時の更なる絶望感。たったひとつの行動、発言で今まで積み重ねてきたものが一気に崩壊していく。人…
>>続きを読む試写会にて鑑賞。
厭な映画。観客を常に不安へ陥れる光と陰のコントラスト。会話のリズムが一定のようで、狂気に満ちている。恐怖。
「信用出来ない語り手」を据え、出来るだけ直接描写を削ぐことによって観客…
深田監督はやはり映画作りが巧妙。
こんな人がただただ面白いだけのサスペンス作ったら傑作出来そう。
ただ男性の心理を描いてなかったのは、監督の趣味か。ちょっと人形に見えた。
そのマイナスあっても充分…
現時点での深田晃司監督の集大成的作品であり、ゴッホでもモンドリアンでもないゼロの眼差しが露わになった作品。
空き家のようなその虚空の外に汚穢と悪意は澱み流れ、内ではただ風が吹き荒び、声ならぬ声が響き…
大傑作。試写で鑑賞。深田浩司の映画は「淵に立つ」が一番好きだったけど超えてきた。
ジェンダーについてきちんと思考を巡らせながら、男と女の対立を超えて、より普遍的な人間としての凄みと孤独を突きつけてく…
このレビューはネタバレを含みます
深田晃司監督については、2016年の東京国際映画祭の機会に「独立映画鍋」が開いたトークイベント「女もつらいよ!?日本映画と現場のリアル~映画・仕事・子ども~」(いい企画だった。「独立映画鍋」のサイト…
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