とてもとても良かった。
「幸福な王子」を朗読し重ねながらの詩的で正攻法な作風で、『オスカー・ワイルド』(1997)の続きを見ているようでもあり、鑑賞後は久しぶりに伝統的な英国映画を見た気分になれる。…
「これは夢だ」そのセリフが言うように、死の間際の走馬灯の如く、彼の晩年は語られる。パリの暗い街灯の下で、ナポリの輝く陽光の下で。愛と美の真価を表現したオスカーワイルド。その表現は崇高なほどの滑稽さ…
>>続きを読む「The Happy Prince (幸福の王子)」などで知られるアイルランドの文豪オスカー・ワイルドの主に晩年を描いた伝記映画。
なので、The Happy Princeという原題はちょっと不親切…
オスカー・ワイルドの投獄後から晩年までの半生を描くルパートエヴェレット監督、脚本、主演の伝記映画。
彼の代表作「幸福の王子」になぞらえながら、釈放後いわれない差別や迫害を受けながらも友愛に囲まれ死と…
オスカーワイルドの追放後を描いた映画は初めて見た。なお愛に正直に生きようとして破滅しそうになるワイルドを助ける友人がこんなにいたなんて。幸福の王子と話がリンクするようで切なかった。ルパートがこの作品…
>>続きを読む大好きな口の悪い作家、オスカーワイルド。の晩年悲惨なタイムの映画。イメージの中のオスカーは、もっと毒舌でナルシストで余裕があるそれこそプリンスだったから、こんなぼろぼろなオスカーを見るとつらい🥺
で…