『血煙高田馬場』を戦後改題。脚本の牧陶三はマキノのペンネーム。封切り同時上映はマキノの「自来也」(改題・忍術三妖伝)だったので、稲垣の名を借りたとのこと。つまりマキノの単独監督作。1週間で撮り上げた…
>>続きを読む有名な堀部安兵衛による高田馬場による仇討物語を、マキノ正博監督がテンポよくスピーディーな語り口による演出で仕立て上げた傑作。ちなみに共同監督で稲垣浩監督の名前があるものの、彼はほとんど演出にタッチし…
>>続きを読む短いショットを畳み掛ける疾走シーンや軽やかなステップで18人を相手取る大立ち回りが印象的。主人公の叔父への心情や彼を取り巻く群像がよく表現されており、それがラストシーンに効いている。『雄呂血』といい…
>>続きを読む現在では田村正和の父として認識されているのだろうが、日本映画の黎明期に大スターとして君臨していた阪東妻三郎の作品を初めて鑑賞。
剣の腕前は確かだが飲んだくれで、喧嘩の仲裁に割って入った金で日銭を稼…
手紙を読んだときの顔芸!
18人斬りの軽快なステップ!!!
「勝ったのに無念!」という複雑な状況を余計なセリフなしで見せたのは良かった。
とにかくやたら「!」と使いたくなる映画。32歳の志村喬も軽…
時代劇専門チャンネルにて鑑賞
録画しておいたものを観ました。
この映画は、随分前に東京の中野武蔵野ホールという映画館で観た覚えがあります。
その時の印象はかなり強烈で、とにかく「勢い」に圧倒された…