フレンチ・ディスパッチ　ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊の作品情報・感想・評価・動画配信

雑誌みたいな映画、それを作っちゃうウェス・アンダーソンってやっぱ変態で天才。失われていくものに対してのノスタルジーも感じられる。
ただ、一本の軸となるストーリーがあるわけではないからそんなハマらなか…

公開当時、まだ映画の沼につま先突っ込んだくらいのタイミングで、映画館に通う習慣もまだなく、ウェスの過去作は4作ほど観てて、もちろんビジュアルやグラフィック的な魅力は感じつつもダークな面にちょっと苦手…

情報量が多くて途中聞き流しそうになったけど、グルメ欄の記事が良くて覚醒した。
あと、終わり方が好き。今までに観た監督の作品の中で一番好きかも。

異なる媒体をわざわざ映画に落とし込む意義はなんでしょ…

すごく新しい映画体験、見てて超楽しい
映画を架空の雑誌を媒介に記事を映像で追っていくというプロットが、普段人々が活字を読むとき、頭の中で映像を空想しながら内容を得ていく行程をそのまま映像にしている感…