戦後、新宿の映像資料。
時間の並びにサイゴンが入っている時代、新宿という街は今とは違う荒れ方をしている。
モノクロなんだと思ったら当然カラーになったり、幾度か登場するタイトル不思議なおもしろさがあ…
コラージュという印象。
何本か60年代の大島渚を観た後だったから、変わったことをまたやってくれという思いで楽しめた。これが1本目だったら大混乱していただろう。
横山リエは、本当に「女囚701号 …
万引きする男とそれを見つける女の出会いという物語で始まるが、いつのまにか大島渚の極私的同時代ノートに変わる。大島渚の交友関係と大島組俳優たち。横尾忠則、田辺茂一、高橋鐡、そして状況劇場。ジャン・ジュ…
>>続きを読む紀伊國屋書店で鳥男を買ったウメ子は、状況劇場の上演に入り込み、次々と俳優から台詞を奪う。冒頭の鳥男の万引きはただのジュネの真似事に過ぎないのに対して、中盤からウメ子は引用や朗読の形で(ブルジョワ男性…
>>続きを読む6/7 日本現代史の中でもあの数年間は、突出していた。その前後に類を見ない特大ユートピア空間だったのだから、大島渚がこの数年間に撮った一連のフィルムはその記念碑としての価値を持つ。そして、同時代を…
>>続きを読む大島渚プロダクション