『7月の物語』、静かですが、とても心に残る傑作でした。
JAIHOで見つけ、71分という短さに惹かれて何気なく再生したのですが、鑑賞後には深い余韻が…。こういう作品、好きです。
本作が描き出すのは…
「夏のせいにして 僕らどこへ行こう」
この浮ついた心はきっと、浮き足立ったこの7月のせい、ってコト?
ギヨーム・ブラックはホントに映画がお上手。
とりとめもない話なのに、何故か終わりまでノンス…
いやあ、好き。
これが発展して宝島になった感じ。
所々見たことのあるような要素が。
どちらもビタースイートなお話。
1章目、ふふっと笑顔になるお話だった。
ラストは心があったかくなって、少し涙が…
浮ついた気持ち
前のめり気味に欲求が出てから回る男と、まんざらでもない女。
どっちも滑稽で、どっちも日常で。一定の温度で紡がれる戯れが愛おしい。
郊外で紡がれる「日曜日の友だち」
都市部で紡がれる…
ギョーム・ブラック監督特集にて鑑賞。
『勇者たちの休息』と併映でした。
こちらはめちゃくちゃ面白かった!
第一部の「日曜日の友だち」は女友達とちょっとしたボタンのかけ違いで真逆の恋に落ちていく様が…
ある夏の日を描いた2部構成の作品。フランスの男ってのはマジでどうしようもないな。あの同意なくキスしようとする姿勢見習いたいわ笑。あと殴られたぐらいでは警察呼ばんのか?見終わった後の余韻がたっぷり残る…
>>続きを読む© bathysphere – CNSAD 2018