同時代の政治的要素を盛り込んで作品をつくるというのが驚きでした。
スパイ、拷問等という緊張感のあるストーリーなんだけど、その中でアンナ・カリーナだけは妖精のようで、ふわふわしてつかみどころなく、そし…
印象的なあの拷問シーンは『時間の闇の中で』でも引用されてた。
主役のミシェル・シュボール、60年代にゴダール、トリュフォー、ヒッチコックに出演して、7,80年代はあんまパッとしないが、晩年はクレール…
ゴダール⑩。静かな訴えかけと不穏なピアノ劇伴の相性、初登場アンナ・カリーナの瑞々しくも既に癖強い存在感。『勝手にしやがれ』よりもこちらの方が好みで、以降の政治的な方向性を考えると意義深く感じた
あ…
初期ゴダール。これもやはり逃走系。
カラーを楽しんだ後だと、内容だけではちょっと物足りない感じ。
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彼女は存在自体が魅力だ
肩の曲線や …
舞台はスイス。当時アルジェリア戦争が勃発しており、主人公ブリュノは極右組織のエージェントである。政治的要素が絡む、特にそれが他国かつ一昔前となると、個人的には難解になってしまう。それ故に作品の内容に…
>>続きを読むフランスが当事者となっていたアルジェリア戦争に絡めたスパイの話。一応ストーリー的なものがあったのでゴダールの映画にしては観やすかったものの、あんまり面白くなかった。
フランス当局の検閲で50分もカ…