60年代ATG日本映画の中で最も忘れられている一本。太平洋戦争末期、田舎に疎開させられた都会の子供たちの終戦までの2か月間をリアルに描く。東京目黒区・月光原小学校の元生徒と教師による「学童疎開の手記…
>>続きを読む傑作。
この監督が撮る戦争映画には、記録映画のような重みがある。
『雲ながるる果てに』では特攻隊員を、本作では学童疎開を描いている。戦時下の教育、集団疎開の日々、飢えや人間関係など、描写は細やか。
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家城巳代治監督作品。いい作品だった。
東京から疎開してきた小学校の教師と生徒たちの生活が描かれている。
疎開先での盗みやいじめがリアルに描かれている。
軍隊と同じで学校でも教師の命令は絶対的。
と…
制作は全国農村映画協会。「荷車の歌」に続く2作目。月光原小学校編「学童疎開の記録」を原作に、植草圭之助が脚色、家城巳代治が監督した。学童疎開した子供たちの暮らし、日常の苦しみ、悲しみ、そして戦争が終…
>>続きを読む学童疎開だけに着目したハイコンセプトな戦争映画。
芯を食ってないタイトルがいまいちだけど、内容がとてもいい。
竹槍使った軍事教練をはじめ、農作業を含めた地域の奉仕活動など、戦時下の学校教育をリアルに…
「みんなわが子」
〜最初に一言、大傑作。私の青春と言えばATG映画だが、もう一つ言うならば独立プロである。本作はそれまでに描かれてこなかった集団疎開を描いた家城監督の学童疎開の記録を見事に映像化し…