NHKで鑑賞。
市民課長の渡辺(志村喬)の、余命幾許も無いと知り表れた死相と、放蕩に走るも虚無感と絶望感に囚われた表情と、公園造りになんとか希望と活力見出して僅かに明るくなった表情のどれもが凄い。…
病院に行った主人公は医師の言葉から自分が癌であることを悟る。(当時は癌は不治の病であった為、病名告知や余命宣告されなかった。)
自分の命が短いことを知りショックで呆然としながら家に帰ると息子と息子の…
いゃ~、参りました
冒頭のナレーションにです
強烈っ!
「彼(主人公:志村喬)は時間をつぶしているだけだから」「彼には“生きた”時間がない」
・・・感想です
もちろん、誰が監督か、どんな作品か、は…
すごい的を得てる映画だなって思った。
死を間近にして初めて生きる。生きるって何ぞやって感じだけど見たらわかる。病気で弱ってるけど、その生きる姿には力強さを感じた。
ちょっとセリフが聞きづらいから字幕…
今まで何も考えずにただ人生を歩んできた役所勤めの主人公が、胃癌で余命わずかだという事実をきっかけに、何か人のためにできることはないかと奔走する話。
見せ方とお芝居がものすごく勉強になる。セリフは聞き…
イギリスのリメイクバージョンを観てからのオリジナル鑑賞。
時代とモノクロで、若干理解に苦しんだけど、何とか。。。。
生きていることに価値を見出せない人生を送っていたけど、余命僅かと知ってからの人生…
最高!心が燃える!
何か人のため、自分の命を燃やすような仕事をしたいよなーと思うけど、昔ほどその情熱がなくなってる気がする。。。
言い訳は何とでもできるわけですが。。。
なんかもっと頑張ろう、お役所…
監督 黒澤明
脚本 橋本忍
キャスト 志村喬
個人的な意見だが、自分は黒澤明の作品の中で一番本作「生きる」が一番好き。
題材が仕事一筋の男性が大病を患い、残りの人生を市民の為に奔走する物語なので…