ハーマン・J・マンキウィッツが自身と新聞王ハーストの過去を回想しながら『市民ケーン』を書き上げるまでの物語。劇中オーソン・ウェルズはほぼ出てこないし、マンクが全編を一人で書いている。しかもクレジット…
>>続きを読む何年か前に市民ケーンを見て、その当時は面白さが理解できなかった。
しかし、宇野維正氏の「ハリウッド映画の終焉」という本で本作が紹介されていたのと、牧野武文氏の「火星人襲来と市民ケーン」という本を読ん…
B級だな!
常時アルコール漬けのアル中脚本家のマンキウィッツことマンク氏。業界には顔が広そうというか、危なげなダメ人間だけど、なんとなく皆には好かれてそうな感じのふらふらしたおじさん。この度、…
このレビューはネタバレを含みます
どんなに酒に溺れても、どんなに醜態を晒しても、諍いの大小を抱えてても、物語を生み出す才能だけは鋭敏なまま。半分は壊れてるような人であっても、ギリギリ許容されてた時代だったのかな。あまり良い印象を持た…
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