浮世絵の版元・蔦屋重三郎にその腕を見込まれた若き北斎だったが、なかなか認めてもらえるような絵が描けない。歌麿や写楽といったライバルたちに先を越され、苦悩を深める。そこで、本当に描きたいものを見つける…
>>続きを読む登場するキャラクターや時代背景はかなり面白さを秘めていそうな舞台なのに、いまだ当たりの映画には出会っていない。今作も俳優陣は良かったものの物語には何故だか惹き込まれずにいまいちでした。
山なし谷なし…
このレビューはネタバレを含みます
田中泯には一瞬で心持ってかれる、、
絵師それぞれの命を吹き込む姿、
その人しか描けない、その人にしか見られない景色を絵で訴えてくれる。浦上晟周のあまり話さない感じとか、言葉より伝えられる絵の力を引…
今とは違い、生きるか死ぬかの中でそれでも絵を描き続けた葛飾北斎凄い。
柳楽さんの血眼になった目が素晴らしかった。人生の全てを賭けて書かれた絵だと知って、富嶽三十六景への見方もまた変わってくる。 自分…
泯さんはやっぱりダンサーなんやなあ。
雨のシーン、ぞっとする迫力がありました。
柳楽くん、阿部さんはもちろん、スカウトされた若い男の子の演技もバキバキで面白かったな。
あと出てくる女たちがみん…
展開や映像的には絵巻き物的な彫りの浅さであり、エピソードも殆どフィクションだろうけど、葛飾北斎とその周辺の有様を垣間見させてくれたことには素直に感謝。
特に、吹替による本物の絵師の「線描」の描き方、…
『HOKUSAI』(2020)
町人文化が華やぐ江戸の町の片隅で、食うこともままならない生活を送っていた貧乏絵師の勝川春朗。後の葛飾北斎となるこの男の才能を見いだしたのが、喜多川歌麿、東洲斎写楽を…
HOKUSAI MOVIE