3つの視点の犯罪映画
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
📍あらすじ
精肉工場に勤める青年ラヒカイネンは中年男性の自宅を訪れ、名乗りもせず、動機も明か…
カウリスマキ版『罪と罰』。原作は特殊思想に基づき人を殺す男の話だったが、今作は生きる希望がない=思想がないから人を殺す男の話に再解釈されていてより現代的だった。人生の虚しさこそがすでに罰であり、それ…
>>続きを読むライトなドストエフスキー、初心者にはぴったりで楽しめました
突然のBillie Holiday良い
ライヒカイネンの動機もはっきりとは明かされず、いつまで収監されるのか、結果よりそれまでの行動にス…
原作の好きポイント①
監獄に入っても変わらなかったラスコーリニコフの思想が、ソーニャとの愛の力によって遂に崩れるという結末。
原作の好きポイント②
1860年代ペテルブルグの社会風俗、ポルフィーリー…
アキ・カウリスマキのスタイルがもう出来上がっている
外見上は冷徹で無関心な雰囲気を持っているけれども、その中に優しさや人間らしさがある
現代社会の孤独や疎外感、ひき殺しの事件を不起訴した世の中に嫌…
カウリスマキ感が少ない。
棒読みはあるけど。
この頃のフィンランドは髭を生やすのが流行ってたのか?
フィンランドには〜ネンって名前が多い。
大体そう。
単純なラブストーリーにはならない。
人間…
ドストエフスキー『罪と罰』を大胆に現代のヘルシンキに移してリメイク。全員が無表情で独特の雰囲気を醸し出していて、感情のないまま役割をこなしていく。様々な点が原作と異なっているが、主人公の殺人の動機が…
>>続きを読むアキ・カウリスマキの長編デビュー作。26歳でこれを撮ったと考えると単純にすげぇとしかいいようがない。
翻案がどうとか分からんし、勉強不足で他のカウリスマキ作品との共通点などは見出せるほど観ていないが…
北欧の鬼才アキ・カウリスマキのデビュー作。
生肉の解体工場シーンから始まる。生々しい肉と血。
なぜ、殺したのか?なぜ、男を逃がしたのか?
疑問ばかりのはじまり。
目撃者の女の子に接近する犯人の男。
…