ヴィタリナの作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 2ページ目

『ヴィタリナ』に投稿された感想・評価

 薄暗い曲がり角と神父の座る姿勢が、空間が歪んでるようにしか見えないのをサラッと入れてる感じはある。最後の丘陵の墓場も三脚を斜面にそのまま立てたりして。
 やっぱり画面が無闇に語りすぎない寡黙な感じ…

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GORANSHIN

GORANSHINの感想・評価

4.0

ペドロ•コスタ 観たの何年ぶりだろう。廃墟のような家屋に、昼でも小さな窓穴から差し込む光のみの照明とわずかな壁の反射で照らされたコントラストの激しい画はやっぱり強烈な印象。映画は光と影と音で出来てる…

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takeit

takeitの感想・評価

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決まった構図の反復
われわれの時代感覚、終わりなき日常みたいな同型ショットの反復、シミュラクール
決して登られることのない階段
光の芸術には必ず影も伴うのかな
ポルトガル文化に詳しい方がより文脈とか…

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映画というより活動写真と言いたくなるほどそれぞれのショットが非常に美しかった。しかし、正直なところ疲れる部分も多く、最後の30分などはいつになったら終わるのかと考えてしまう自分がいた。ただし、この苦…

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煙

煙の感想・評価

4.5

擁壁に挟まれた暗く細い道。上には墓のような十字が見える。向こう側から緩慢な行進。杖をつく者二人。両脇を抱えられた白シャツの禿頭の男など。「早くしろ」「あのクソ野郎」。部屋に複数人が集まった場面は少し…

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noelle

noelleの感想・評価

5.0

公開時にシネマリンで見たぶりに。今日の目当ては新作短編だったのだけど拍子抜けしてしまい(後述)、2回目見る予定のなかったこちらヴィタリナが再見したらめちゃくちゃ良かったという予想外の展開だった。

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ヨーダ

ヨーダの感想・評価

4.0
彼彼女らの一挙手一投足をずっとみていた、喪失に帰着させることなく映るままにみた、飛行場、煉瓦など惹きつけるシーンは多くあるが、それよりも佇む姿だけでこちらは十分だと思った
mikan

mikanの感想・評価

3.9

一向に帰ってこない夫に会いにカーボベルデからポルトガルにやって来たヴィタリナ…彼は数日前に亡くなり既に埋葬も終わっていた。
彼の粗末で暗い家の中で、彼の痕跡や不在を思う彼女を静謐に美しく哀しみを含め…

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cyph

cyphの感想・評価

3.7

コンディションもあって前半のほとんどを意識を飛ばして観てしまった 聞いてはいたけれど本当にずっと画面が暗い そして光量が圧倒的に少ない分その闇の中に浮かぶ瞳、輪郭、爪の白さ、そして異様に鮮明に聞こえ…

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yu

yuの感想・評価

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何年かぶりに観た。以前よりも素直に面白く感じた。ほとんどの場面が暗闇に覆われているが、ラストの陽が当たってる家にいる2人のショットがとてつもなく素晴らしかった。

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