ヴィタリナに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『ヴィタリナ』に投稿された感想・評価

ペドロ・コスタ長編9作目。カーボヴェルデからポルトガルにやってきたヴィタリナ。しかし夫は亡くなっていた。フォンタイーニャスにある部屋の暗がりで、夫の霊と会話をする。自分の人生について。ヴェントゥーラ…

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ヴィタリナとかいう素人なのにめちゃくちゃ天才的な俳優の存在感が圧倒的で、いるだけで画面が成立してしまうほど。(これは同じことがヴァンダやヴェントゥーラにもいえる)

『コロッサル・ユース』や『ホース…

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画面の外に広がっているであろう不可視の暗闇を凝視する人物たちの静かさ、
こちらにも言葉を失わせる静かさがあった。
その暗さの中で突然始まる、肉感を伴った声による語りの確かさも素晴らしかった。
例えそ…

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ガ
4.8

すごすぎる。

映画は光と音と、それから影の芸術であることを思い知らされる。
(あとは時間か)

全てのカットが絵画的で、その画をみて役者の視線が動くだけで鳥肌が立つ。
最初の独白、藪の中に倒れてい…

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4.1

リスボンへ出稼ぎに行った夫から、リスボン行きの切符が送られてくることを40年間待ち続けたヴィタリナ。夫は一度も切符をよこすことなくリスボンで死に、ヴィタリナが埋葬に向かう前に夫は土に埋められた。

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Juzo
4.8

ペドロ・コスタは、暗闇の中に浮かぶ顔や、壁、布、祈りの手を捉える。
その構図はまるでカラヴァッジョの宗教画のようであり、画面の一角だけが光に照らされることで、沈黙が彫刻のような質量を持つ。
ヴィタリ…

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 旧宗主国のポルトガルにやってきても貧しく何の希望もない。故郷には明るい陽光があり、貧しいとはいえポルトガルにいるよりはましな、人間らしい暮らしが送れそうだ。それでも人々はポルトガルへやってくる。そ…

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上映があるの知らなくてBlu-ray注文済みだった。映画館で見ても良かったかもしれないけど、ここまで徹底的に黒を、しかもわずかなグレインも許さないようなレベルで使う人なら、夜に部屋を真っ暗にしてデジ…

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煙
4.6

擁壁に挟まれた暗く細い道。上には墓のような十字が見える。向こう側から緩慢な行進。杖をつく者二人。両脇を抱えられた白シャツの禿頭の男など。「早くしろ」「あのクソ野郎」。部屋に複数人が集まった場面は少し…

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noelle
5.0

公開時にシネマリンで見たぶりに。今日の目当ては新作短編だったのだけど拍子抜けしてしまい(後述)、2回目見る予定のなかったこちらヴィタリナが再見したらめちゃくちゃ良かったという予想外の展開だった。

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