歪な形ではあるものの、これも戦争の後遺症を描いた作品といえる。
この物語のメインとなる二人の女性は共に第二次世界大戦中に従軍していた。
軍病院で看護師として働くイーヤは、戦争によりストレス障害を発症…
原題は「のっぽな人」みたいな意味なんですね。作中でのイーヤの呼称ですね。
人間として生きることを奪われたひとが、それでも普通の人間らしい営みや望みを抱いて生きるための方法なんて誰にもわからなくて正…
二人は戦場でどんな働きをしたのか、分からず。最後の屋敷の中でのシーンでは戦場の慰安婦みたいな事を語っていたけど、どうなんだろう…🤔💭
戦友の彼女だとそんな仕事は無理だろうし、実際に戦闘に加わってい…
仮縫いのドレスを纏って狂ったように部屋で回り続ける女帰還兵。
そこから先の場面は少し胸が詰まる。
一瞥で拒絶の態度を取る恋人の母親、服を捲って腹の戦傷を見せてもいいのに、相手の決めつけに乗って偽悪…
冒頭のとあるシーンがあまりにもショッキングかつ、誰も責めることができずただ苦しい。
安楽死を選ぶ夫や街を発つ院長と、PTSDに侵されながらもその地での生を諦めないイーヤとマーシャの対比が印象的だった…
第二次世界大戦終結直後のレニングラード。
軍病院で働くイーヤ。のっぽ、とあだ名をつけられていた彼女は戦争によりPTSDを患っていた。
戦場で働く友人マーシャの息子であるパーシュカの面倒を見ていたが、…
2人はレズビアン…なのか?
2人の状況が過酷すぎて、こじれにこじれたのかな、と。
女性同士って難しい気がする。恋とか愛とか性欲とかで埋まらないものがあるというか。執着、嫉妬、支配みたいなものとか。
…
戦争は女の顔をしていないのやつかと思ったんだけど、どうやらそうではない?
というか、あの本自体映画化できるような感じじゃないからなあ。
ワンピース着てくるくる回ってスカート広げるシーン、途中から狂…
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