美術商のオラヴィのもとに、職業体験に来た孫の問題児オットー。そんな中、オラヴィは作者不明のある絵に心奪われ、なんとかオークションで手に入れようとする__✍️
いやちょっと、、
お年寄りのこの感じは…
フィンランドが舞台の映画。
Wikipediaなくてガッカリ。
私は西洋の絵画がとても好きで、画家視点の映画は何作も観て来たけどこれは画商側の話。
景気なんか良くない、ギリギリの経営状態の老人が主…
1枚の絵画をめぐるミステリー(謎)から、1つの家族をめぐるミステリー(不可解さ)へと、次第に色彩を変えていくような構成で、絵画に関する謎は解けても、家族に関する不可解さは解き得ないという非対称さに、…
>>続きを読むフィンランドの国立美術館や現地ギャラリー全面協力のもと、アートの奥深さを堪能出来る。
主人公が仕事一筋で家族を顧みない非道なので腹立たしいけど、レーピンの絵画の謎が解けて悔い改める流れが見事。
抑…
ハッピーエンドにしないところが心に染みるのかも。でも、これからも生き続けるレアとオットーにとっては今まで以上の絆も生まれただろうから良しとしよう。
娘レアと音信不通になってる理由や父オラヴィの人生…
私は年寄りっ子なので、この手の祖父と孫の話は、どうしても感情移入してしまいます。
北欧の街並みはとても好き
古びた商店街
使い古した家具や、レトロな照明器具で溢れた薄暗い部屋の中
落ち葉の舞う
…
素敵な作品だった
こういった作品を配信終了間近で
見つけることがあるけど
そういう時じゃないと出会えない
今作との出会いもそういう感じ
家庭を顧みず
好きな仕事を優先にしてきた生涯
終わりにしよう…
公開:2018年
監督:クラロス・ハロ(1971-)
フィンランドの映画を初めて観た。正確には初めてではないかもしれないが覚えていない。
本作の主人公は年老いた美術商。抑制の効いた演技で、音楽も控え…
Mamocita 2018