私は年寄りっ子なので、この手の祖父と孫の話は、どうしても感情移入してしまいます。
北欧の街並みはとても好き
古びた商店街
使い古した家具や、レトロな照明器具で溢れた薄暗い部屋の中
落ち葉の舞う
…
素敵な作品だった
こういった作品を配信終了間近で
見つけることがあるけど
そういう時じゃないと出会えない
今作との出会いもそういう感じ
家庭を顧みず
好きな仕事を優先にしてきた生涯
終わりにしよう…
公開:2018年
監督:クラロス・ハロ(1971-)
フィンランドの映画を初めて観た。正確には初めてではないかもしれないが覚えていない。
本作の主人公は年老いた美術商。抑制の効いた演技で、音楽も控え…
オークション=せり
物の価値、売り手と買い手の駆け引き。
仕事柄とても楽しめた♡
孫のオットーもまた生粋の商売気質、そしてすごくやり手で憎めない。
お爺さんと孫のバランスが最高にいい!!
売れ…
このレビューはネタバレを含みます
・しっとり系フィンランド映画🇫🇮
・美術商のおじいちゃんと現代っ子孫オットーのおはなし
・お孫がしごてきでめっちゃいい子
・全体的に切ない雰囲気
・最後にスカッとする系ではない
・孫に絵の説明をする…
このレビューはネタバレを含みます
すごく良い作品だったと思います。
まず、アクションやSFでは無いけどジワジワと掴まれる緊迫感があったこと。
遺言を書いた後の口笛だったはず、であればキリストに赦される最期であったはず。
最初はなんの…
フィンランドが舞台になっているということで鑑賞。ゆっくりしてて落ち着いた映画でよかった。絵画について詳しくないけど、人生を生きた人とこれから行きていく人って表現してた老人と子供の絵が素敵だなと思った…
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うだつの上がらない美術商が、人生最後のオークションで名画を手に入れるお話。人生逆転を夢見る独居老人のなれの果て感がリアルすぎて痛々しい。娘や孫に無心するところとかね。結末の家族を顧みなかった贖罪とし…
>>続きを読むMamocita 2018