第七の封印は疫病が蔓延る不安と焦燥に満ちた社会における人間の在り方を問う。
救いをどこに求めるべきか、信仰の中に救いは無いのだとすれば、やはり人間の想像力、創造力の中にヒントがあるのではないだろう…
神の介在を問うベルイマンの宗教哲学映画。
ペストが蔓延した暗黒時代の中世、十字軍遠征から帰還した騎士と死神との命を懸けたチェス勝負。
シュワちゃんの『ラストアクションヒーロー』に出てくるあの死神です…
多分難しい事を表現してるんだと思う。それを理解できずとも、なぜか魅力的にみえた。
画とセリフにめちゃ力がある。
信仰と生と死。
死は誰でも経験するもので自分はその時何を考えるのか。
人間はただ生…
ペストの流行によって死と絶望が蔓延する終末世界
これを今観ずしていつ観るのか!
と、大昔に背伸びして観てサッパリわからなかった(汗)これを。
神の存在を求め続け
その不在の意味を問い続けた、騎士ア…
このレビューはネタバレを含みます
騎士は「死」とのチェスに負ける。他方で、芸人は「死」に連れ去られてゆく騎士たちを、ある種の至福のうちに見守る。これが復讐でなくて何であろうか。他でもなく、黙示録すなわちアポカリプスの思想とは「強きも…
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